コソボ紛争 困っていること
紛争中、たくさんのアルバニア人がセルビア人にコソボから追い出され、難民となりました。
この行為は民族浄化と言われることもあります。
「民族浄化」 つまり
人種や出生地が同じ 汚いものや悪いものを → 他民族を追い出して
もしくはそう思っており 取り除くこと。 自分たちの民族だけの国に
言語や宗教など歴史的な しようとすること。
繋がりのある人の集まり。
一時休戦状態となっている今、難民の方々は何に困っているのでしょうか?
1.電力が回復していません
休戦により90%の難民の人々は自国に戻ってきました。
しかし、激戦地であったコソボ地域での電力供給率は約10%。
紛争勃発以前の生活にはとても戻れてはいません。
2.子供達に迫る危険
【学校がない!】
戻ってきた難民の中には、たくさんの子供もいます。
逃げた先で学校に行くことができないのはもちろん、戻ってきたコソボ地域の学校は
60%が破壊され、十分な教育を受けさせてもらえません。
【外を歩けない!】
コソボには戦いの痕がたくさん残っています。
特に、地面には100万個もの地雷が埋まっていると言われていて、
踏んでしまうと爆発してしまいます。
地雷に気が付くことのできない子供にとって、家から外へ一歩踏み出すことも命懸けです。
3.消えない敵意
追い出されたアルバニア人の心にはセルビア人に対する強い恨みが残りました。
自国に帰ったアルバニア人難民は今度はセルビア人を攻撃し、殺して復讐を始めました。
休戦中にも関わらず、泡中は全くよくなっていないのです。