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10代の若い世代にも広がっています。 エイズも性感染症の1つで、STDに感染することで命を失う可能性もあるわけです。 よく考えてみてください。セックスというのは妊娠する可能性があるだけでなく、 STDに感染し、場合によっては、死に至る危険性もあるのです。 にもかかわらずSTD感染者が増えているのは、 正しい知識を持って行動していないからではないでしょうか。 自分で判断し決めることのできる素敵な大人になってください。 | |
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〜STDって何?〜 STDとは「sexually transmitted diseases」の略で、日本語では「性感染症」といい、セックスや性的接触により感染する病気のことです。
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(1)クラミジア感染症 クラミジア感染症とは、クラミジア・トラコマチスという、ウイルスより大きく細菌より小さい病原体がセックスによって感染する病気です。近年、若い女性を中心に急増していて、現在,女性のSTD感染率の第一位を占めています。 ●潜伏期間:1〜4週間 ●症状
●治療
(2)性器ヘルペス 性器ヘルペスとは、単純ヘルペスウイルスというウイルスがセックスやオーラルセックス(口を使った性行為)などにより、感染する病気です。 ●潜伏期間:2〜7日 ●症状
●治療
(3)尖圭コンジローム 尖圭コンジロームとは、「とがって湿ったイボ」という意味で、ヒトパピローマウイルスというウイルスがセックスによって感染し発症します。 ●潜伏期間:2〜3カ月 ●症状
●治療
(4)梅毒
●症状
※最近では、第2期までにペニシリンなどの抗生物質で治療すれば2週間から1ヵ月で完治します。
(5)淋病 淋病とは、淋菌という細菌によって感染し起こる病気で、昔から梅毒と並び性病の代表として知られています。感染経路は主にセックスですが、菌のついたタオルや浴場でうつることもあります。男性の方が女性より感染者が多く、症状も男性の方が重いのが特徴です。 ●潜伏期間:2〜10日 ●症状
●治療
(6)膣カンジダ症 カンジダとは、もともと多くの女性の膣内にいるカビの一種で、膣カンジダ症とは、なんらかの原因で菌が増殖し起こる病気です。セックスによって感染することもあります。 ●潜伏期:定められません。 ●菌が増殖する原因
●症状
●治療
(7)毛ジラミ症 毛ジラミは吸血虫で、陰毛に寄生し、感染後すぐはげしいかゆみがあらわれます。 ●感染経路
●治療
(8)膣トリコモナス症 膣トリコモナス症とは、トリコモナスという原虫が、女性は膣、男性は尿道に寄生し起こる病気です。 ●感染経路
●潜伏期間:数日 ●症状
●治療
(9)エイズ エイズとは、Acquired immunodeficiency syndrome の略で、日本語では後天性免疫不全症候群といい、HIV(human immune virusの略、日本語ではヒト免疫不全ウイルス)の感染によって起こる病気です。 エイズは、1981年にアメリカで新しく発見され、現在、世界でのHIV感染者数は3,340万人です(1998年末現在、UNAIDS/WHO報告による)。 日本では、1985年に初めて発見されて以来年々増え続け、1999年6月末には4,585人となっています(厚生省エイズ動向委員会発表資料による)。 ●HIVの特徴
●感染経路
●病気の経過 1)無症候性キャリア期
2)エイズ関連症候群(ARC)
3)エイズ発病
●エイズ検査
●エイズを予防するために
(A)セックスするときにはコンドームを使う
【コンドームの正しい使い方】
(B)血液の取り扱いについて
●エイズ患者とともに生きる
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〜STDを予防するには〜 (1)セックスするときにはコンドームを使う。 STDの主な感染経路はセックスです。よってセックスするときにコンドームを使うことでSTDを予防することができます。ただし、コンドームは正しく使用しないと確実に予防することはできません。(たとえ正しくコンドームを使用していても100%予防できるとは限りません。) 【コンドームの正しい使い方】
オーラル・セックス(口を使った性行為)やアナル・セックス(肛門を使った性行為)も危険性の高い性行為です。これらをするときにもコンドームを使用すべきです。
(2)複数のセックス・パートナーを持たない。 セックス・パートナーが多いほど、その中にSTD感染者がいる可能性が高くなります。なぜなら,自分が複数の人と付き合っているということは、相手も同じことをしていると考えられるし、それだけ病原体が持ち込まれる可能性が高くなるわけです。 お互い信頼できる者同士が付き合っていれば他から病原体が入り込むことはありません。
(3)STDについての知識を持ち、早期発見・早期治療する。 おりものの様子や性器などに異常があらわれたら、受診するようにします。病院へ行くのをためらう人も多いようですが、STDの中には、放っておくととりかえしのつかないことになるものもあります。思い切って受診するようにしましょう。(女性は産婦人科、男性は泌尿器科です。) また、相手も受診するべきです。一方が治っても相手が感染していれば、再びうつされることもあります。うつされた相手、うつした可能性のある相手を特定できるようにするためにも、1人の信頼できる相手と付き合うことが大切です。 | |||
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