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ベテランの先生について再研修の義務化(読売新聞から引用・引用情報はここを参照)
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M教師の判断基準を提案します。その方法は、
自己判断
自分で学期ごとに5段階の相対評価ではなく、言葉で、自分の目標をどう達成したのか、何ができなかったのか、課題は何かを書くポートフォリオ評価を行う。
生徒判断
生徒が、小学校高学年以上であれば匿名で、先生に対して、こういう指導がよかった。こういう指導がだめだった。ここを詳しく教えて欲しかったなどを書きます。
それから、保護者や地域の人に例えば月に3日とか、1学期に1週間など、まとめて○月○日~×月×日まで、自由に参観できます。と知らせて、自分の子供以外の子供の授業を見せることで、学校選択性をやりやすくしたりした上で、
保護者判断
保護者が他の先生と比べながら、自分の子を教える先生を特に問題やよい点について匿名で評価する。
地域判断
地域の人が他の先生と比べながら、先生を特に問題やよい点について実名で評価する。次に、教育委員会を、公選制にした上で、
新教育委員会判断
~
のポートフォリオを元に、教育委員会がM教師かM教師でないかを判断。このシステムは、公選にした新教育委員会に最終的な人事権をゆだねることで、教育委員会が最終的な判断を下すことになります。民主的な教育を行う結果、管理職の意識は変わり、この基準を作ることで、M教師は減ります。
新しい提案 ページの先頭へ |
kantoさんに掲示板でコメントしていただいたことを受けて、M教師をなくす新しい提案を行います。
まず、M教師の原因に「教師は忙しい」ということがあります。授業をするだけならばよいとして、担任として、提出物を管理したり、ズックをつぶす生徒、シャツを出す生徒、スカートが短い生徒がいれば生徒指導をしたり、生徒会の監督をしたり、クラブ活動の顧問をしなければいけません。部活の顧問などを好きでやっている先生はいる事はいますが、割り当てられていやいややっている先生が多いことも否めません。その上、女性の先生に多い傾向があるのですが、家事をしなければいけない先生もいます。
このように、先生は、本来の「授業を通して学問を教える」事に加え、様々な仕事をしなければならなくなり、その結果教材研究(授業に備えて、何を教えたり、何にどれくらい時間をかけたり、プリントや資料を作ったり、どんな授業にしようか考えたりすること。)の時間がなくなってしまうという事は言えると思いますし、実際、知人のK教諭は、そのようなことをおっしゃっていました。
そこで、提案なのですが、上記の先生の仕事(授業・担任・生徒指導・生徒会・クラブ活動・家事)を分割すれば良いと思います。まず、担任の業務としては、副担任をつけます。(本)担任は、主に連絡事項を伝え、提出物を集め、学校と生徒の窓口になります。副担任は、担任を支えながら、生徒指導を主にします。生徒会とクラブ活動は、地域の人々とOBに来てやっていただきます。当然、責任が発生するでしょうから、その分の相応の対価は支払います。
この様に、先生の仕事を授業+担任(+家事)と授業+副担任+生徒指導(+家事)とする事で、先生は教材研究のための自由な時間を確保することができるのです。実際、例えば松尾の学校のサッカー部では、通例週6日、午後4時~7時まで練習を行っていたので、その時間を教材研究に当てれば、1年に約936時間も教材研究をする事ができるのです。(実際はその間中ずっと顧問の先生がいたわけではないのでもう少し少ないでしょうが。)
それだけではありません。地域の人が学校に参加することができるようになる上、自分の学生時代の経験を生かすことができます。生徒会で「私が生徒会長の頃も、同じようなことがあったけど、こうやって解決したよ」と適切なアドバイスをしたりできるのです。
もちろん、顧問をする事を楽しみにしている先生方は、顧問を継続することができる様にします。
このように、先生の仕事を分業すれば、より良い授業ができるようになり、M教師を減らす助けになるのではないでしょうか?
参考ホームページ、その他 |
【引用情報】画像「先生」
【情報源】岡茉莉子
【引用許可の取得方法】本人に直接許諾を得る
【許可の取得年月日】2001年3月10日
毎日新聞社様「わいせつ教師97人懲戒処分
--前年度からほぼ倍増 」
毎日新聞
<http://www.mainichi.co.jp/eye/school/news/2001/01/05/j-03.html>
2001(2001年1月)
中国新聞社様「問題教師の処遇 研究へ 文部省 ”野放し”回避めざす 都道府県に委嘱」
中国新聞
<http://www.chunichi.co.jp/news/19990903/shk1005.shtml>
1999(2000年12月)
森口秀志氏『教師』
晶文社,1999