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トランスフォーム断層 | ||||||||||
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プレートテクトニクスの世界のプレートの地図を見て、プレートの境界の中にギザギザとしているものがあるのを不思議に思ったのではないでしょうか。 ギザギザとしている境界は海嶺に当たる部分ですが、海嶺は一本の線のように連なっているわけではなく、ところどころで直角の方向にずれています。 このずれている部分はトランスフォーム断層と呼ばれ、断層の両側のプレートが逆の向きに動くことによって生じます。 この断層は海嶺が誕生するときにできたもので、ちょうどせんべいを割ったときにいつもきれいな線にならないのと同じような理由で、海嶺が一直線にならずにトランスフォーム断層ができたと考えられています。 アメリカの西海岸にあるサンアンドレアス断層は陸地を通っているまれなトランスフォーム断層で、通常トランスフォーム断層は海底にあります。
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