アルシノエ

     姉に嫉妬した幼き妹

プトレマイオス12世の4人目の子供として生まれる。出来のいい

クレオパトラを姉に持ち、プトレマイオス12世のひいきを 不満に思って

いた。王が 死に、クレオパトラが女王になり胸のうちに憎しみを抱いて

いた。

 

クレオパトラが ポンペイウスの息子、グナエウスと密会しているのを

見て、「クレオパトラは エジプトを裏切っている」と、プトレマイオス13世

告げた。

 

プトレマイオス13世と協力をして、女王の座を手に入れたがそれも

わずかな時でしかなかった。

 

プトレマイオス軍がアレクサンドリア戦争で敗れたあと、女王の座を

狙った アルシノエは捕らえられ、ローマに送られた。最期まで姉の

クレオパトラには勝てなかったのである。