プトレマイオス13世

          勇敢だった幼き王

紀元前61年に生まれた。10歳で王に就任。

政治をするには幼すぎたため、三人の後見人(ポティノス、アキラス、

テオドトス)の言いなりになっていた。クレオパトラの妹アルシノエと共に

クレオパトラをエジプトから追放した。

 

二ヵ月後には、ナイルの対岸でクレオパトラとの戦争の準備をしていた。

しかし 戦争直前にポンペイウスより

カエサルとの戦いに敗れた。助けてくれ」と言われ、ポンペイウスの

仕返しとカエサルを敵に回すのが怖くてポンペイウスを暗殺。

この行為が後々プトレマイオス13世自身を追い詰めていくことを幼さゆえに

気づくことができなかった。

 

クレオパトラカエサルと手を組んだことにより王座を守ろうとして、

ローマ軍と敵対し、アレクサンドリア戦争が起こる。戦いの中で

三人の後見人を全て失った。その後、メンフィスへのがれ味方の軍と

合流し、王としての誇りをかけて勇敢に戦ったが勝ち目はなかった。

味方の軍を見捨て、ナイル川から船で逃げようとしたが船は転覆。

プトレマイオス13世は黄金のよろいを身に付けたまま、ナイル川の

底深くに沈んでいった。