HTML LECTURE



  基本的なHTMLに使われるタグについて。

とっても基本の基本のお話。必須のHTMLをご紹介します。
先程 Stage1-02 で作ったHTMLファイルはありますか?
そのタグは以下のようなものでしたね。



<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.0 Transitional//EN">

<HTML LANG="ja">
<HEAD>
<META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;charset=Shift_JIS">
<TITLE>これがHTMLというものナリ。</TITLE>
</HEAD>

<BODY>

これがHTMLというものナリ。

</BODY>
</HTML>




それで、そのHTMLファイル自体はこんな感じのものでした。
これが、HTMLファイルの基本形。
最低限必要なタグのみで構成されています。

以下このファイルに使われているHTMLタグを
1つ1つ解説して行きます!



1 ) DOCTYPE

<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.0 Transitional//EN">

まず一番最初にこんな記述がありますね。
これは、そのHTML文書がどのようなHTMLで
書かれているかを明言するものです
(実は正確に言うとHTMLの要素じゃないの)。
全てのHTMLを使った文書の一番最初には、
必ずDOCTYPEのこの1行を入れましょう。

この例では HTML4.0 Transitional を使用している事を
宣言していますが、もし HTML4.0 Strict を使用する場合は
以下のようなDOCTYPE宣言になります。

HTML4.0 Strict を使用する場合
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.0 //EN">

HTML4.0 Transitional を使用する場合
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.0 Transitional//EN">

当サイトでは一般的に広く扱われている
HTML4.0 Transitional の方を使用しますので、
このページを参考にされる皆さんは下の方を書いて下さいね。



2 ) HTML

<HTML LANG="ja"> 〜〜〜 </HTML>

開始タグ終了タグ共に存在し、
「ここからHTML文書が始まってて、
ここまでで終わっていますよ〜」と示す為のタグです。
LANG属性を加えて、「このHTML文書は何語で
書かれています」という事を書いておくと丁寧ですね。
LANG属性で指定されている属性値は言語コードと呼ばれ、
主なものに以下のようなものがあります。

ja = 日本語
en = 英語
en-US = アメリカ英語
en-cockney = ロンドンなまりの英語
fr = フランス語
it = イタリア語
de = ドイツ語
ru = ロシア語
zh = 中国語




3 ) HEAD

<HEAD> 〜〜〜 </HEAD>

HTML文書の「ヘッダ」と呼ばれる部分を示します。
ヘッダの部分は直接にはWebブラウザに表示されませんが、
表示される部分にも関連する様々な情報を定義します。



4 ) META

<META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;charset=Shift_JIS">

終了タグはありません。
META要素はヘッダ内で様々な情報を記述します。
ここで使用している「文字コード」を示しておきましょう。
Webブラウザの文字化け等を防ぐ手段にもなります。
日本語を表示する為のコードには、
「JIS」「シフトJIS」「EUC」の3種類が有ります。
一般的なのはシフトJISですね。
↑の1文でもシフトJISで表示されるように
指定されいていますが、その他の文字コードの場合は
Shift_JIS の部分を以下のように書き換えます。

JIS = ISO-2022-JP
EUC = EUC-JP




5 ) TITLE

<TITLE> 〜〜〜 </TITLE>

そのページのタイトルを 〜〜〜 に指定して下さい。



6 ) BODY

<BODY> 〜〜〜 </BODY>

HTML文書の本文を指定します。



ここまでの6つが、HTMLに必須の要素になります。
これらのタグは省略する事も可能ですが、文書の構造が
解かりにくくなってしまうので、省略すべきではありません。


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