再生医療とは、病気やけがで切除した器官や組織を元ある状態に治す治療のことです。しかし、従来の臓器移植のように生体や遺体から当該臓器を摂取して結合するわけではありません。自身(細胞)の再生力を利用して、元の状態に戻します。
再生医療で、再生されると考えられている器官は身体のあらゆる部位に及びます。皮膚、血管、筋肉、骨、気管、食道・・・と、その数は30を越します。
この再生医療で注目されているのが、幹細胞とES細胞です。