いつも食べているカレーに一工夫すればたちまちオリジナリティーあふれるおいしい物になります。皆さんもこれを見てカレー作りの達人になって下さい!!
@甘くする
たまねぎ、にんじんも自然な甘味をつけますが、子供やお年寄りのためにマイルドで甘い味にしたい場合。
【蜂蜜】
【すりおろしたバナナ】
【細かく刻んだトマト】
やさしい甘さと酸味がつきます。肉や魚に含まれるうま味成分がトマトのグルタミン酸が加わることでうま味の相乗効果でよりおいしくなります。
【おろしりんご】
人間は弱い酸性のものを食べると味がよいと感じます。よって、弱い酸性のりんごを入れると特においしく感じるのです。また加熱する際に加えると隠し味的に働き香りに深みがでます。
A辛くする
カレーをもっと辛くして食べたいという場合。
【一味唐辛子(レッドペッパー)】
【ブラックペッパー】
B酸味をつける
辛いのが苦手な人の場合。
乳製品をいれるとよいです。また、乳製品の脂肪分の主成分であるたんぱく質には他の素材のにおいやスパイスを吸収する性質があるので、入れるとスパイスの辛味をやわらげる効果もあります。
【生クリーム】
【プレーンヨーグルト】
【ナチュラルチーズ】
煮込んでいるところに少量加えると煮汁に容易に溶け込み、カレーのうま味と・香りを複雑にします。
【煮汁の一部を牛乳にする】
コクもつき、さわやかな味になります。スパイスの風味を和らげる効果もあります。
Cコクをつける
ひと味ものたりない場合。
【完熟トマトやトマトピューレ】
【生クリーム】
【ウスターソース】
醸造調味料特有のうま味が加わります。
【おろししょうが】
しょうがにはすがすがしい香りとさわやかな辛味があるので肉や魚介の臭みを消すことができ、肉にすりおろしたものを絡めておくとやわらかくなるという効果があるります。
【おろしにんにく】
にんにくは生で刻んだり、すりおろすときつい臭いがして辛いのですが、炒めると臭いは一変し、食欲をそそる臭いに変わります。
【インスタントコーヒー】
加えると香ばしい香りと苦味、色を整えるという効果があります。
【チャツネ】
フルーツにスパイスなどを加えて煮込んだ甘酸っぱい調味料。イギリスの香辛料だが元来はインドのものだった。
【バター】
16%ほどの水分を含んでいるパターは熱いカレーの煮汁に1かけ加えると、すぐに溶けてスパイス類の成分を包んで風味をマイルドにします。
D香りをつける
【クミン、カルダモン、コリアンダーなどのスパイス】
【ガラムマサラ】
ガラムマサラ(詳しくはこのページで)はヒンズー語で「ひりひりと辛い混合スパイス」を意味するミックス・スパイスのことです。最近では缶詰めなどで市販されているため簡単に買うことができます。それを、カレーの仕上げとして加えると香りが引き立ってよいです。しかし、注意しなければならないのは加えてから長く加熱しないことです。せっかくの香りがおちてしまう可能性があります。ガラムマサラを加えると食欲をそそる香りになります。
【バター】
薬味はカレーの辛さをやわらげたり、香ばしさやおいしさを増したり、消化を助けたりするという働きがあります。歯あたりにアクセントをつける効果もあります。よって、薬味は少量でも種類がが多いほど変化がつき、風味が引き立つのです。また箸休めにもなります。
薬味の例
からいりの松の実、花らっきょう、ゆで卵のみじん切り、大根おろし、チャツネ、福神漬、しょうがの甘酢漬け、粉チーズ、チーズの小角切り、オニオンロースト、ピクルスのみじん切り、缶詰黄桃、たまねぎの醤油漬け、マスタード、トマト、ワンタンのフライ、ハムなど・・・