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(C)研究部 > ストーリー > 第一話 > 第ニ話 ・・

 第一話  著作権ってなに?



よし!
リサに頼まれてたDVDのコピーが終わったぞ。
うまく出来てるかな。見てみよう。


カチャ.........ジー・・・・・・


お、はじまったはじまった

どるぁ!!

うわっびびった

な・・なに・・・その微妙なリアクションは
ここはもっと驚いておくところでしょ

げ、もしかして話しかけられてるのか?

気付くの遅いよ!!!
キミキミ、さっき友達に頼まれてDVDをコピーしたとか言ってなかったっけ?

あ・・ああ、明日その友達にあげる約束をしてたんだ。

困るんだよネェ、キミみたいなのがいるから仕事が増えるんじゃないか。
著作権ってのがあるんだからさ。ちゃんと守ってもらわないと。

著作権?

著作権ってのは著作権法っていう法律で決められてる権利。
簡単にいったら人の作ったものを好き勝手するなっていう法律ね。

権利?法律?
もしかしてオレ今、犯罪を犯したってこと?

そうさ、キミ勘がするどいね。
いやぁ、不自然なほどするどい。

でも、オレが一体なにをしたっていうんだよ。
べつになんにも悪いことしてないって。

DVDをコピーしたって言ってたね。
それが違反!著作権法違反ってことだよ。

え!そんなこと法律で禁止されてるのかよ!!

そうさ。
他人の著作物を無断で複製・譲渡・配布・公開・改変・・・
みんな著作権法で禁止されてる。
著作権によって保護されているんだ。

急に難しくなったな。
えと・・・著作物って?

だれかに作られた全ての物のことさ。
絵・映像・音楽・文章・コンピュータプログラム・・・
なんにだって著作権がある。
もちろんキミが書いたラクガキにもね。

え、オレが書いた絵にも著作権ってのがあるのか!
絵じゃなくてオレの書いた日記とかにも?

そのとおり!
それを誰かが勝手にコピーしたり書き換えたら著作権法違反になる。

ところで、キミ日記書いてるんだ。
ものすごく意外だね。見せてよ。

なんでだよ!!

やだよ!!!!!


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まあ、つまり。
今回キミはDVDをコピーつまり複製したんだ。

さらにそれを友達に配布しようとしてる。
それが違反なんだ。わかったね。

あ、、ああ。
でもなんでそんな法律があるんだよ。
このDVDはオレが買ったもんだし、友達も喜んでくれるんだから
誰も困らないだろ?

だれも困らないだって?
よく考えてみてよ。本当に誰も困らないか。

そのDVDを売っている人は困らないっていうのかい?

え?あー、たしかにタダでDVDが見れちまうんだから
売っているDVDを買わない人がひとり増えるかもな。

でもたったひとりだろ?そのぐらい・・

なんだよ、そのありがちな言い訳は。
もっとたくさんの人にコピーしたDVDが与えられたら
販売してる人には、ものすごい損になるだろう?

今なんか痛い言葉があったけど、たしかにそうかもなぁ。


それに著作者の気持ちの問題もある。
キミだって自分が描いた絵が、自分の知らないところで
勝手にイタズラされてりするのはイヤだろ?

うん、イヤ・・かな。


そういうことだよ。
そういったことから著作者を守るための権利

それが著作権さ。

大切なものなんだな、著作権って。

・・・わかった。
とりあえず友達にはDVDのこと断っておくよ。

わかってくれてうれしいよ。

そうそう、自己紹介がまだだったね。
ボクの名前はマルク。
素晴しい力で著作権の知識を皆に広める者さ。

オレはハイン。

イロイロ教えてくれてありがとう。マルク。
それじゃあ、またな。

なに言ってるんだい、ハイン。
ボクの著作権講座はこれからだよ。

へ?

著作権はもっと奥が深いんだ。
第一この話だけで終わらせたらサイトに深みがないだろう?

サ・・サイト・・・?

どうせキミはうまくやっかい払い出来た気でいるんだろうけど
そうはいかないよ。

ギクッ

さあ、元気に第2話いってみよう!



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おまけ

ところでマルク
お前のキャラクターがよくわからないんだけど
せめて話し口調だけでも統一してくれないか?

キミとキャラが被らないようにしようと頑張ってるんだろ。
ちょっとはキミもサイトのこと考えてくれよ。

だからサイトってなに・・・。


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まとめ