太郎君:ねぇねぇ、博士〜。
味覚博士:おぉ、太郎。どうしたのじゃ??
太郎君:この前学校で、僕たちが感じる味の基本になるのは、
「塩味」「酸味」「苦味」「甘味」「うま味」の5つって習ったけど
どういう風にその味を感じているのかなあ??
博士:う〜・・・なんじゃったかのう・・・。
太郎君:え!?博士もわからないの!?(ちょっとうれしいな・・・)
博士:最近、物忘れがひどくてのう・・・。
太郎君:・・・。(近所で聞いた博士の物忘れのウワサ、本当だったんだ)
博士;・・・はっ!!
太郎君:えっ!?博士どうしたの!?(寿命かっ!?)
博士:思いだしたぞ!!
味を感じる組織の味蕾(みらい)が、はたらくからじゃよ。
太郎君:ふ〜ん・・・。味蕾ってなぁに??
博士:味蕾はな、水やだ液に溶けて入ってきた食べ物に反応するのじゃ。
太郎君:うんうん。それで??
博士:その刺激を味覚神経を通って大脳に伝えてくれるのじゃ。
太郎君:そうなんだ〜。でも、味蕾ってどこにあるの??
博士:舌をじ〜っくり見てごらん。
ツブツブが一面に並んでいるのがわかるじゃろう??
このツブが味を受け取るはたらききをする味蕾(みらい)じゃよ。
太郎君:へぇ〜!こんなのが味を感じるはたらきをするんだ!!
博士:そうじゃよ。小さいのにすごいじゃろ!!(ちょっと得意気)
太郎君:・・・。(博士のことほめてるわけじゃないのに・・・)
味蕾の構造
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