1.面積 652,225km2(日本の約1.7倍)

2.人口 2,510万人(出典:国連情報センター)

3.首都 カブール

4.人種 パシュトゥーン人、タジク人、ハザラ人、ウズベク人等

5.言語 ダリー語、パシュトゥーン語

6.宗教 イスラム教(主にスンニー派のハナフイ学派であるが、ハザラ人はシーア派)





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アフガニスタン・イスラム共和国(アフガニスタン・イスラムきょうわこく)、通称アフガニスタンは、西アジアの内陸に位置する多民族国家。首都はカブール。
17世紀にパシュトゥーン人が開いたドゥッラーニー朝をもとに形成された国家であるが、パシュトゥーン人はアフガニスタンにおいて最大の民族ではあるが人口に占める占有率は4割から5割ほどにしか過ぎず、タジク人、ハザラ人、ウズベク人、トルクメン人などの数多くの民族が住む多民族国家です。
西にイラン南および東にパキスタン、北にタジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンで、国の東端は中華人民共和国に接する。
山の多い地勢であるが、北部や南西部には平野があります。
最も標高の高い地点は、海抜7,485m のNowshak 山で、国土の大半は乾燥しており、真水の入手できる場所は限られています。
気候は大陸性で、夏は暑く、冬は寒い。また地震が頻繁に発生しています。
主要都市は、首都のカーブルのほか、西部のヘラート、東部のジャラーラーバード、北部のマザーリシャリーフ、南部のカンダハールなどがあげられます。



HEALTHのページで説明している栄養不足について考えてもらいたい。
国土の大部分は乾燥した大陸性高原気候で、年間を通じて雨は少ないが冬季にわずかな降雨がみられます。
寒暑の差が大きく夏は40℃以上、冬は零下15℃以下まで下がることもあります。
6〜9月は風が強風が吹き付け、俗に“風の120日”とよばれるほどだそうです。北部山岳地帯は冷帯に属してます。
きわめて貧しい国の一つで、農業と牧畜への依存度が高く、経済は近年の内戦やアメリカ軍の攻撃などの社会的な混乱、干ばつにより大打撃を受けています。
また同じ理由から国民の多くに食料、衣料、住居、医療施設が不足している問題やインフレーションも悪化しています。
国民の3分の2は、1日2ドル以下で生活していて、幼児の死亡率は1000人中257人と高いのが現状です。
しかし、2004年10月のユニセフの報告によると、幼児死亡原因の多くは非衛生的な水の飲料使用による慢性的な下痢であって、防げるもので命を落としています。
2002年1月に東京で開催された復興支援国の会議で支援計画が提出され、世界銀行の監督下に45億ドルの資金が集められました。
その復興の主要対象は、教育、医療、下水施設、行政機関、農業、道路、エネルギー、通信と多岐に渡っています。



アフガニスタンはいま、不安定な情勢や続く暴力のみならず、わたしたちが所持している統計が古いので具体的な数値はわからないのですが、水不足による危機にもさらされています。
現在、アフガニスタンの多くの地域で、ひどい干ばつに直面しています。降雨量、降雪量が平均値をはるかに下回る事態は今年で6年目となり、慢性的な水不足に苦しむアフガニスタンの人々の生活をさらに悪化させています。
全国33州のうち、少なくとも17州が危機的な状況に陥り国内避難民を生み出しています。
これは内戦による、大きな打撃であり、カンダハールとヘルマン州からだけでも、4,000人近い人々が逃げ出しています。
しかし、親類を頼って移動している人を含めると、避難民の数はもっと多くなるはずです。
アフガニスタンの水不足は、環境的な原因による干ばつと、戦争による避難民による水不足という二つの要因から生まれているのではないでしょうか。



女性の政治参政について、宗教の点から見てみようと思う。

すると、アフガニスタンで多く信者がいる代表的な宗教としては、「イスラム教」であることがわかった。
一般にイスラーム社会は男尊女卑の世界と言われている。
実際には、法的に女性の固有の権利も認められており、これを根拠にイスラーム社会の法慣習に擁護的な論者は、
イスラームは男女同権であり、男尊女卑という非難は不当であると主張してきた。

しかし、同権と言われているが、イスラム教においての差別は問題化しており、
これが女性の参政率の低下を招いているのではないだろうか。



人間開発指数(HDI)でのデータが見つかっていないのでなんともいえないですが、HDIを決める上での、長寿である生活や、識字率、GDPにおいて低い数値が見られるので、HDIも低いのではないかと思います。
これの要因は、上で述べている、栄養不足によって引き起こしているのではないでしょうか。
そして、HDIをあげることも、この要因を一つ一つ解決していかないといけないのだと思います。