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| 宇宙エレベータについて |
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☆CNT
●CNT発見の過程
年 |
出来事 |
1987 |
米国のアリゾナ州立大学から日本に戻って、つくばにあるNEC研究所で仕事をし始める
ここで、超高真空の電子顕微鏡(真空度を普通の電子顕微鏡の1000倍に高めた装置)を作った。これは事実上、世界に1台しかない装置である |
1990 |
ドイツのヴォルフガング・クレッチマー教授と米国のドナルド・ハフマン教授がアーク放電法によってフラーレンの大量合成法を見つける |
1991 |
フラーレンを作るためにアーク放電装置の炭素電極を調べているときに、針状の結晶を発見
「やった、新しい物質を見つけた!」
(6月23日)
最初の論文を発表(10月) |
1992 |
多層であったナノチューブを単層で作ることに成功
同時期に米国のIBM研究所でも単層カーボンナノチューブの生成に成功し、論文は『ネイチャー』に同時掲載される |
1996 |
フラーレン発見者のスモーリー教授が単層ナノチューブの大量合成法を確立 |
1998 |
触媒がいらず、高純度で大量に作ることができ、低コストで大量に作ることができる「カーボンナノホーン」を開発 |
2002 |
IBM研究所と共に米国物理学会賞を受賞 |
2009 |
飯島澄男氏が紫綬褒章受賞 |
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TOPICS
・CNT
カーボンナノチューブ
・電子顕微鏡
光のかわりに電子を使って物の構造を調べる道具
・アーク放電法
2つの電極間に高電圧をかけて放電をおこさせ、その放電電流をどんどん増していく方法
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