
『ここにペンが一本あります』って英語でなんだっけ?

“This is a pen.”だよ。

そうだったね!それじゃ『ここにリンゴが一個あります』は?

“This is an apple.”だね。

どうして同じ単数なのに‘a’と“an”で分かれるの?

コホン、それはじゃのう…。

うわぁぁぁぁ、びっくりした!!

そんなに驚かなくてもいいじゃろ…。

私もびっくりした…。

今度からは気をつけるようにしようかのう。

改めてきくけど、どうして同じ単数なのに‘a’と“an”に分かれるの?

二人は‘a’と“an”ではどちらが基本形だと思う?

私は‘a’かな。だって母音から始まる名詞ってなかなか見ないもん。

俺も同じ!

英語の歴史でみるとどうかな?

そもそもどうして単数名詞のときだけつかわれるんですか?

もともと‘a’と‘an’は数詞(数字)の『1』だったんじゃ。

なるほど!だから『ひとつ』の意味の数詞が複数名詞につかないんだね。

その通りじゃ。

じゃあ、母音の前ではどうして“an”なんですか?

英語では母音と母音が続いて発音されるのを嫌う現象があるからだと言われておるからじゃ。“an”と‘a’に分かれたのは『nの脱落』と呼ばれる現象によるものなんじゃよ。

『nの脱落』には他にどんな例があるんですか?

“min(e)”は“mine”と“my”に分かれたのじゃが、それがその1つじゃ!