【第三章】文の作り

文法の形成


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分詞がつくる構文

Zくん
Z

英語には色んな形があるよね。

しゅっぴー
しゅっぴー

うむ。英語は特に時制に厳しいため、文法の使い分けが難しいのじゃ。

Aくん
A

現在、過去、未来の形のそれぞれに進行形と完了形がありますよね。

しゅっぴー
しゅっぴー

どんな場合に使うかをまとめておいたぞ。

Zくん
Z

でもこの形ってどうやってできたんだろう?

しゅっぴー
しゅっぴー

まずは進行形からいくぞ。この例文を見てくれ。

Aくん
A

今の書き方と違うけど、意味は分かりますね。

しゅっぴー
しゅっぴー

そうじゃな。二つの文の違いがあまり明確でなかったため、2番目の形に統一されたということじゃ。

Zくん
Z

でもなんでbe動詞と“-ing”で『~している』という意味ができたんだろう?

しゅっぴー
しゅっぴー

それはな、それぞれの意味をよーく考えればわかる。be動詞は『ある、いる』、“-ing”はまだ動作が完了していないことを表すからだ。

Zくん
Z

“-ing”は別名、現在分詞というよね。

Aくん
A

そうだったね。でも完了形はなぜ“have”と過去分詞なんですか?

しゅっぴー
しゅっぴー

“have”が『持つ』という意味であることは知っておるな。昔はそれがそのまま完了形の形として使われていたのじゃ。

Zくん
Z

だから“have”が今でも残っているんだね。

Aくん
A

過去分詞自体が受動の意味を持っているから、『その状態を持っている』というのが完了形の形になったんですね。

しゅっぴー
しゅっぴー

その考え方は受動態にも使えるぞ。受動態がbe動詞と過去分詞なのは、受動の状態で『ある、いる』となるからだ。

Zくん
Z

そうなんだ、とっても単純なことだったんだね!

まとめ

現在分詞はまだ動作を完了していない状態、過去分詞は受動の状態を表している。
それぞれの分詞とbe動詞やhaveなどの動詞が組み合わされてできたのが構文となった。

次は伝わる印象について勉強するよ!

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