チャットツールの普及率が上がり、 右の画面のように会話が繰り広げられますが、 私達はこれに何度も助けられたのではないでしょうか。 うん。助けられた。 |
(Graynetチームが撮影) |
チャットが便利なのはご存知の通り。しかし、我々を困らせることがあります。
なんでだろ......
普段面と向かって「バカ」と言われても、
相手の表情によって、ただの冗談になったりすることがしばしばありますよね。
では問題です。 親しみ? 怒ってんじゃない? ......無。 ......正解は受け取る側にはわかりません。 送られた文字をすぐにそのまま受け入れることはせず、 |
アメリカの心理学者であるアルバート・メラビアンがある実験を行い、提唱したものです。 実験結果から、人間は、右図のような割合で情報を認識することがわかったそうです。 人は話すとき、見た目が重要だ。 |
とよく言われますが......
実はこれ、実験結果を人々が誤解し、過大解釈した結果導かれた言葉なのです。
実験は、話し手が好意や反感のような「感情・態度」を「聞き手の捉え方が多くなるように」話す状況で行われました。 つまり、この実験からは、 感情や態度についてを話していない時、上図のような割合は成り立たないのです。 ただ、ある内容をそれと矛盾した表情や声で話されると、聞き手は困るでしょう。 気をつけます。
話し手が「感情・態度」を「聞き手の捉え方が多くなるように」話した時、
聞き手は、声や身振りを重視する。
ということしか分からないのです。
話すときは少し気を付けましょう。