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負動産という問題

空き家問題を語る時、カギになってくるワードが、”負動産”です。 

負動産とは、負(マイナス)の価値を持つ。つまりは売れもしないのに税や解体費用だけかかかるような、 収入も価値もないのに出費だけかさむ不動産のことで、たとえば、
「使い道の無い家を持ったまま、税金だけは払い続けなければならない。」であったり、
「古くなった空き家が無価値になり、売ることもできず、逆に解体費用を払わなければならない」
といった状況の家などが当てはまります。

加速する人口減少や超高齢化によって全国に空き家が急増していく中、 このような悩みを抱える持ち主が多くおり、問題になっています。

負動産になってしまうと、不動産はもはや資産ではなく、 ”どうやって処分するか”を考えなくてはなりません。 また、時間がたてばたつほど老朽化が進み、価値が下がります。 さらに長期間放置すると古くなった家が倒壊し、近隣の家を破壊したり 、通行人に大けがを負わせて数千万を超える賠償金が発生する恐れすらあります。 そのため、負動産はできるだけ早く処分することが求められています。

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