インタビュー
アイパルこどもにほんご教室様
香川県高松市 香川県国際交流協会
Q
このような活動を始めたきっかけはなんですか?

A
定住する外国人の数の増加に伴い、外国にルーツを持つ子どもの日本語学習のニーズも高まっていますが、子どもの場合、母語、言語能力、文化背景などに違いがあるだけでなく、年齢が違えば発達段階や基礎学力も異なることから、大人と一緒にクラス形式で日本語の授業を受けることは難しいため、子どもに特化した日本語教室を平成23年に開設するに至りました。



Q
子どもを対象に含む日本語支援にはどんなものがありますか?

A
本協会で行っている事業は主にこの3つです。




Q
学校や自治体からはどのような支援要請が来ますか?

A
前述のように、日本語指導や通訳などの支援の要請があります。 教育現場での日本語指導や生活適応指導については、一義的には教育委員会が対応すべきことですが、予算上の制約等もあるため、当協会の事業として支援を行っています。



Q
子どもの教育に関して保護者などから相談を受けることはありますか?
その場合、どのような相談を受けることが多いですか?

A
こどもにほんご教室実施期間中に、保護者を対象とした相談会を各季1回ずつ実施し、保護者が抱える悩み等について話し合う場を設けています。 主な相談内容は以下の通りです。




Q
もし同じクラスに外国にルーツを持つ子どもがいたとしたら、
私たちは何をすればいいと思いますか?

A
国によって文化や習慣などが異なるため、それぞれの違いを理解し、受け入れることが重要だと考えています。 たとえ相手の日本語力が十分でなくとも、簡単な語彙や表現を用いた「やさしい日本語(Easy Japanese)」を使うと、分かることもたくさんあります。 また、相手を気にかけていること、相手のことを知りたいと思っていることを、ことばや態度で伝えることは、相手が外国人であるか否かに関わらず、必要なことだと思います。 異国で不安や孤独を感じることが多い外国にルーツを持つ子どもに対しては、特に心がけてあげられればと思います。



Q
教育委員会や学校と連携するうえで苦労した点を教えてください。

A
来日したばかりなどで日本語を学習したことのない子どもには、母語で必要な情報を伝える段階、日本語の初期指導の段階、やさしい日本語を用いながら教科学習を支援する段階の3つがあり、それぞれ段階に適した支援が必要です。 しかし、関係者(親、学校、教育委員会、指導ボランティア、子ども自身)間の認識にずれがあり、こちらが最適と思う支援が必ずしも子どもに提供できない場合もあります。 関係者間でコミュニケーションをとり、情報・目標を共有し、協働することが大切ですが、そうした環境づくりには時間がかかり、簡単にはいきません。



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