ここまで様々な問題が
あることを知った
ここまで様々な問題があることを知った
「まとめ」では、「現状を学ぼう」「活動日記」で学んだことを振り返りながら、
その中でも大きな3つの問題を順番に「法律・制度」「コミュニケーション」の
2つの側面から考えていく。

学校に行っていない子どもたち

学校に行けたとしても

新型コロナウイルスによる問題

1
学校に通えない
全国的調査

学校に通えない状態を解決するためには、まずどれくらい学校に通えていない 外国にルーツを持つ子どもたちがいるのかを把握することが大切である。

学校に行けるような制度づくり

学校に通えていない児童生徒の人数が把握できた後は、 どうやってその子どもたちを入学させるのかを考えなくてはならない。

2
授業についていけない

学校に入学できたとしても授業が理解できず、本来の力が発揮できない子も多い。 また、高校受験をするにも日本語と教科の勉強を両立させなければならないなどの問題が大きく、 正確な調査は行われていないが高校進学率は低いとされている。

学習・日本語支援の整備

普段の学校生活を送るために必要な日本語学習や、教科学習をどのようにサポートしていくかを 考える必要がある。

高校入試の制度づくり

学校内の学習だけでなく、その先の高校入試に向けた勉強もしなくてはいけない。 学習のサポートだけでなく、外国にルーツを持つ子どもたち向けの進路情報を どのように提供するのかなど課題は多い。

3
孤立する・いじめられる

学習面の問題が解決できたとしても、クラスの中で孤立してしまったりいじめられたりしてしまう 外国にルーツを持つ子どもたちもいる。

コミュニケーションを考える

学校は単に学習をする場というだけでなく、人間関係を構築する場でもある。 最終的に外国にルーツを持つ子どもたちが「学校に行きたい」と思えるような環境を作るには、 周囲とのコミュニケーションを円滑に行う方法も考える必要がある。