今、世界で問題となっている環境問題ですが、
ラーメン店やカップ麺などの油屋プラスチックの処理は
どうなっているのでしょうか?


カップ麺について

カップ麺ではプラスチックやスープの残り汁が環境問題の一つとなっています。
では、カップ麺製造会社はどのような対策をしているのでしょうか?
日清食品の活動をメインに話を進めていきます!
フタ止めシールのイメージ画像

フタ止めシールの廃止


カップ麺製造会社、日清食品では、フタ止めシールを廃止し、
年間33トンのプラの生産を抑制
することに成功しています。

スープ凝固剤の販売の開始

凝固剤のイメージ画像

スープの残り汁は水質汚染の原因の一つです。
そこで、日清食品では100均などでスープ凝固剤を販売しているため、
下水にスープを流すことなくそのまま可燃ごみに入れることができます。



ラーメン店では…

ラーメン店では廃油などが水質汚染してしまうと言いますが、
それはどのように対応しているのでしょうか?
油水分離機のイメージ画像

油水分離機の設備


油水分離機を設置することで効率的に油と水を分けることができます。
これによって分離した油は専用の凝固剤で固めて水質を汚すことなく処理できます。
この他にも、水の使用を抑えるシンクを使用している店舗や環境に配慮した
対策が様々にとられています。


日清食品のインスタントラーメンで取り組まれているSDGs活動

☆カップラーメン全体
プラスチックの原料を減らすためにふた止めシールがなくてもしっかり止められるよう開け口を2つにした新形状のふたWタブを採用しました。
カップヌードルは使用する容器にプラスチック使用量と焼却時のCO2排出量を減らした「バイオマスECOカップ」を採用しました。断熱性や保香性もしっかり維持されます。
即席麺の製造にはバーム油が使われますが、カップヌードルさんは森林破壊防止および生物多様性の保全、人権に配慮されて加工された「RSPO認定バーム油」の調達を推進しています。
カップヌードルは低糖質三層フライ製法により一食当たりのたんパク質は15g、さらに通常のカップヌードルに比べて糖質50%offを実現しました。その上麺もスープも食べ応えはそのままです!
2019年9月23日には塩分30%オフの商品も誕生しました。


☆日清の完全飯
日清食品の完全メシはタンパク質、脂質、炭水化物に加えて33種類の栄養素のバランスが完璧です。減塩技術も駆使し、また麺の中心層の一部に小麦粉の代わりに食物繊維とタンパク質を使用して糖質過多を防いでいます。もちろんこれらの栄養素のエグみや苦味を感じることなく美味しく食べることができます。長期保存が可能で腹持ちがよく、簡単に食べることができるので忙しくて食事が偏りがちの人にピッタリです。


日本人が大好きなラーメンですが、 このように見ると私たちの知らないところでも環境汚染を引き起こしてしまう可能性があるということに私たちは驚きを覚えました。
しかし、色々な対策がとられているため、ラーメンに限らず食品全体を私たちは安全に環境を汚すことなく食べられているのです。