適切なリスク管理
※この画像はチームメンバーが作成しました。
適切なリスク管理とは
リスク管理において、重要なものは「保険」です。
保険は、人生の3大支出としても知られているように、支払う金額は膨大です。
しかし、リスクの面で考えると必ずしも高いとは言えません!
保険を考える上で最も重要な点は、どこに保険をかけるかの見極めです。
保険を見極めるには
そもそも、保険とは「確率は低いが、損失の大きい事故や損害」に対して定期的に保険料を払うことで、もし自分がそのような事故に遭ってしまった時に保険会社が負担してくれるという制度です。
では、保険を見極めるにはどのようにすれば良いのでしょうか。
結論から言うと、「確率は低いが、損失の大きくなるものを保証する保険」に入ることです。
その例で言うと、生命保険や自賠責保険・火災保険などです。
他にもさまざまな保険商品があります。
それぞれについて確率と損失を考えて保険商品を選ぶようにしましょう。
保険の種類
保険には、公的保険と民間保険があります。
公的保険
公的保険とは、国が運営する保険です。
日本は、「国民皆保険」といって国民全員が保険に入ることができます。
また、職業や年齢によって加入する保険が異なります。
- 会社員や公務員:健康保険
- 経営者や個人事業主:国民健康保険
- 高齢者(75歳以上):後期高齢者医療制度
このようになっています。
年金について
リスク管理において、保険の他に「年金」という考え方も重要です。
年金とは、一言でいうと原則65歳から受け取ることのできる老齢給付のために若いうちから加入しお金を払うものです。
つまり、老後のリスクのために若いうちから備えておくというものです。
それらのお金は原則国や企業が運用しますが、iDeCoという制度を利用することによって自ら運用することもできます。
※年金は20歳以上で強制加入となります。
年金の種類
年金は3種類に分けることができます。
公的年金
- 国民年金:国民全員が加入する年金(強制加入)
- 厚生年金:会社員や公務員の方が加入する年金
企業型確定拠出年金(会社員のみ)
公的年金だけでは補いきれない老後の資金を、企業が代わりに運用するのがこの企業型確定拠出年金です。
確定拠出年金とは、決まった額の掛金を拠出し運用の成績によって将来受け取ることのできる年金額が変わるという制度です。
個人型確定拠出年金
前述したiDeCoがこの個人型確定拠出年金に当たります。
iDeCoには、自分で年金を運用できるようになるだけではなく、税制上の優遇があることもメリットの一つです。
※iDeCoで運用している運用益には税金がかかりません。
年金のイメージ
※この画像はチームメンバーが作成しました。
まとめ
ここでは、保険と年金について学習してきました。
これらの制度は奥が深く、堅苦しいですが、面白い一面もあります。
基礎中の基礎を解説したので、ここからは皆さんの自主性次第で知識が深まっていくことでしょう。
どんどん興味を持ったことを自ら調べていってください!
私たちは、このサイトがそういったきっかけになることを願っております。
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