着物にはたくさんのメリットがあります。その中でもよく挙げられるメリットをいくつか紹介します。
・体形が変わっても調節することができる
洋服なら新しい服に買い替えなければいけませんが、着物は、着付けをする際に胸の周りや腰の部分にタオルを巻いたりして補正をするため、体形が少し変わっても、調節することができるのです。
・姿勢がよくなる
着物は帯を結ぶので、背筋が伸び、姿勢がよくなります。さらに、体が帯で支えられているため、胸筋や背筋を自然と鍛えることができ、体幹も強くなります。
・相手からの印象が変わる
やはり、着物を着るメリットの一番は、周りの人から奇麗にみられたり、優雅な人だと思われたりすることではないでしょうか。印象に残ることで、人に覚えてもらいやすくなったり、尊敬されたりします。さらに、流行に流されず、じぶんのファッションを貫くことができるのも着物のメリットです。
着物の日 |
11月15日は着物の日です。着物の日になった理由は、11月15日が古くから七五三のお参り日であることが由来です。
着物にはたくさんのメリットがありますが、それに対するデメリットもあります。そこで、デメリットと、その工夫を考えてみました。
・高額で手入れ、維持費がかかる
新しい着物を揃えようとすると、とてもお金がかかります。
この問題を解決するためには、新しい着物ではなく、リサイクル品などを買うことです。リサイクル品なら、新しい着物ほど値段はせず、着物の長さと袖の長さがわかっていれば、ネットのリサイクル品なども買うこともできます。
・着るのに時間がかかる、難しい
着物を着るためには、たくさんの道具を使います。自分で着るとなると、凄く難しいです。
この問題を解決するためには、着付けしやすい道具を使ってみたり、着付け教室に通ってみることです。着付け教室に通うことで、着付けの仕方を学ぶことができます。さらに今は、着付けがしやすい道具がいろいろあります。便利な道具を使ったり、着付け教室に通ったりすることで、着るのに時間がかかる、着るのが難しいといった問題を解決することができます。。
このように、デメリットもすぐに諦めるのではなく、少し考えて工夫することで、解決することができます。
着物を売る店が呉服屋と呼ばれる理由 |
呉服とは、和服などで使われる主に絹織物のことです。呉服は弥生時代中期に中国の「呉」から伝わってきました。当時の人々は、絹の生地の肌触りやきめ細かいことに驚き、高い身分の人たちだけが着る高級生地となりました。絹は、高級な素材であり、庶民は木綿や麻で作られた着物を身につけており、その着物に対して、絹織物を意味する語として呉服は使われるようになりました。