水素の未来

水素自動車は将来普及するか

現状では普及するのは難しいです。
水素自動車はfcv補助金を支給されても車の単価ではガソリン車の方が高いです。
それに加えて、水素ステーションは2022年時点で全国に178ヶ所しかありません。
水素自動車一台を満タンにする水素の必要量は5.6kg。
一方、一つの水素ステーションの水素に貯蔵量は約24000kgなので、一つの水素ステーション辺り約4300台ぐらいしか供給できません。
全国の水素ステーションを合わせても約69万台しか満タンにできません。
2世帯に一台普及したとすると、水素自動車は2900万台普及したこととなり、既存の水素ステーションでは供給は間に合わないでしょう。
しかし、取材にて頂いた回答の通り、今後は世界規模で水素ステーションの展開をしていくので、近い未来には水素の供給が間に合い、さらに水素の生産もより効率化され、低コストになるでしょう。


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