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久米島モデル
ロート製薬
このページではロート製薬さんの取り組みについて説明します!
ロート製薬が海洋深層水の取り組み?と思う方もいらっしゃると思いますが、ぜひ最後まで読んでください!!
冷熱農業
沖縄県などの暑い地域では、夏には暑すぎて葉物野菜を育てることができません。
そこで、土の中に海洋深層水を通した管を設置することで土の温度を下げ、夏でも葉物野菜を育てているそうです。深層水の冷たさをうまく活かしています!
下の写真の土の中に埋まっている白い管が深層水を通している管です。近くに植物が生えているのも確認できます。
藻類農業
育て方
藻類には30万もの種類があります。(植物よりも多い!)
昔は池やプールで藻類を育てていたそうですが、天候に左右されたり動物に食べられることもあり10種類程度しか育てることができませんでした。
現在はチューブ型リアクターを使用し、ほぼ全種類の藻を育てることができるようになり、チューブの中で藻を循環させ、藻の光合成の効率化を図っているそうです。
暑くなりすぎると育たなくなってしまうので時々深層水をチューブにかけて冷やしているのだそう。
左の写真はチューブに少し藻を入れた状態。まだ透明で、藻が育っていないのがわかります。中央と右の写真は時間が経ち、藻が育った様子。チューブが濁り、藻がたくさん増えているのがわかります。少しわかりにくいですが、チューブの上についている黒く細い管から冷たい深層水を出してチューブを冷やしています。
活用
チューブの中で育てられた藻は、回収された後に乾燥させ粉末状にし色々なことに活用しています。以下に活用例を説明します!
<食品>
粉末状にされた藻はとても栄養があるため、パスタに練り込んだりと食品にも利用されています。
<色素源>
粉末状にされた藻からはたくさんの色素が取れます。青や紫、黄色、緑など。(なんと、青は水に溶かしてライトを当てると紫になるんです)
青は、久米島のイメージカラーとして食品に利用されることもあります。
実際に藻の色素源を使用して作られたアイスです。少し藻の味がするのかな…?と思ったのですが全くそんなことはなく、美味しくいただきました!
<保湿素材>
藻はヒアルロン酸の約5倍の保湿力があるそうです。
久米島で栽培した藻ではありませんが、すでに藻を使った化粧水が開発されているそうです。
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