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1980年代のゴミ事情 <東京都出身50歳代女性にキク>

東京23区で生まれ育った50歳代女性に、この方が20歳だった1980年代のゴミ事情についてインタビューしました。家族と生活する中でのゴミの捨て方などを思い起こして語っていただきました。

 
1980年代のゴミ収集について教えてください。
1980年代はバブル景気だったため、消費や生産活動が拡大し、ゴミの排出量が増加し続けていました。可燃ゴミの収集は週3回あり、ゴミは地域各所に設置された大型コンテナに捨て、それをクレーン車で釣り上げてゴミを収集していました。現在のようなゴミ分別はなく、ほとんどのものを可燃ゴミとして捨てていました。だから、週3回の収集にも関わらず、4人世帯で50ℓのゴミ袋2袋分くらいのゴミが出ました。
ゴミの分別があまりなかったようですが、分別はまったくなかったのですか?
「金属類」と「ガラス類」は別日に不燃ゴミとして収集していたと記憶しています。 また、粗大ゴミは指定の日に地域の広場に集めておくと無料で回収してくれました。
肉や魚はプラスチックトレーに入れて販売されていました(現在と同じ)が、それらはすべて可燃ゴミとして捨てていました。
他に、ゴミの捨て方で現在と違うことはありますか?
現在はゴミ袋を購入しますが、当時はゴミ袋に指定はなく、スーパーで貰えるレジ袋にゴミを入れて捨てていました。さらに、ゴミの収集日に限らずゴミを捨てていたので、衛生管理が悪くにおいなどの問題がありました。
当時、ゴミの分別についてどのように思いましたか?
1980年代はゴミの分別をほとんどしていませんでしたが、1990年代になるとゴミの分別がおこなわれるようになり、最初は資源の有効利用の認識が薄かったので慣れるまで違和感がありました。ほとんどのものを可燃ゴミとして毎日捨てていたのに、ペットボトル、ビン、缶などは洗って収集日まで自宅で保管することが不便でした。
インタビュー後の感想

1980年代はゴミの分別がおこなわれず、ほとんどのものを可燃ゴミとして焼却処分していたことがわかりました。その結果、廃棄物最終処分場の不足や廃棄物に含まれる有害物質の発生などの環境問題につながっていったのだとわかりました。
    ゴミの収集が頻繁にあったため衛生的に保てる
     分別がおこなわれていなかったため、ほとんどのものを可燃ゴミとして
                          焼却処分していた。その結果環境問題が発生した