ニュージーランド

- ニュージーランドではゴミはどのように分別していますか?
- ニュージーランドではゴミを大まかに「リサイクルできるもの」「生ゴミ」「それ以外」の3種類に分けています。
「リサイクルできるもの」には、紙やガラス、段ボールなど、「生ゴミ」は、主に食べ物のゴミ、「それ以外」は、「リサイクルできるもの」と「生ゴミ」に当てはまらないその他のゴミ全てのことを指します。 - 日本では生ゴミだけを分別しませんが、ニュージーランドで「生ゴミ」を分別するのはなぜですか?
- ニュージーランドではゴミは埋め立て処分をおこなっています。
生ゴミが埋め立てられると、メタンガスと二酸化炭素が排出され温暖化を引き起こすため、2023年頃から生ゴミの分別収集をおこない、堆肥にしようという取り組みが始まりました。 - 収集はいつ行われますか?
- すべてのゴミの収集は木曜日に行われます。
「リサイクルできるもの」は2週間に1回、それ以外は毎週収集が行われます。 - 収集はどのように行われていますか?
- 各家庭にはゴミ分別のための3種類のゴミ箱を庭に設置しています。収集日には3つのゴミ箱を家の前の歩道に置いておくとゴミ収集車によってゴミ箱内のゴミが収集される仕組みです。
オークランド近郊ではゴミ収集は有料で、住宅所有者は1年で1家庭につき約77NZドル(約6,600円)を必須で地元評議会に支払うことでこの仕組みが成り立っています。
郊外では、このような仕組みとは異なり、スーパーなどで購入した「ゴミ回収用のチケット」をゴミ収集毎にゴミ箱の上に貼った状態で歩道に置いておくと収集してもらえる仕組みです。 - 家庭のどのようなゴミがリサイクルされていますか?
- たくさんありますが代表的なものはタイヤです。古いタイヤは遊具のマットとして使われます。
タイヤの素材はゴムなため、子どもたちが遊んでいる際に落下しても安全です。 - ゴミの分別についてどう思いますか?
- 分別は手間がかかるが、ニュージーランドのゴミ排出量は他国と比べて多いため、ゴミを分別し地球環境への影響を抑えることは必要だと思います。そのため、リサイクルマークが付いていない梱包に使われているプラスチック(Soft Plastic)は、スーパーの店頭などに置いてある「ソフトプラスチック回収箱」に入れるようにしています。

日本とニュージーランドの違いは、ゴミの処理方法、収集頻度、有料化などがありました。
ゴミの処理法が日本では焼却処理、ニュージーランドでは埋め立て処理と異なることで、ニュージーランドではゴミ分別の種類が日本よりも少ないのではないかと考えました。
ニュージーランドではゴミの収集頻度が少なく、有料であることから、ゴミの排出量が減らせるのではないかと思いました。
ゴミの量を減らすことは、SDGs12「つくる責任、つかう責任」中のターゲットとして掲げられ世界目標となっています。
このインタビューから、観光地のゴミ問題を考えるにあたり、「生ゴミを分別し堆肥として再利用する」「ゴミを有料化する」ことが有用だと考えます。
