インフォグラフィックスって何?

 

インフォグラフィックスは、情報を目に見える絵や表などの形で表し、直感的に伝えるための情報表現です。 元はインフォメーション・グラフィックスの略語で、「情報を視覚化したイラスト」という意味でした。
近年このインフォグラフィックスが多くの人々の関心を集め、世界中に広がりつつあります。その背景には、今の世界を取り巻く急速なグローバル化の流れや、交通手段の発展による人の移動の増加があげられます。
インフォグラフィックスの多くは絵や図表などを多く用いており、そのため理解するのに国ごとの言語を必要としない、もしくは言葉がわからなくても大筋の意味をつかむことが出来る物が大半です。そのため、様々な国の人が世界中を行き交う現代の社会において、インフォグラフィックスは言語に頼らない新たな情報表現手段として広く注目を集めているのです。
ここで、皆さんにインフォグラフィックスの一例として、「ピクトグラム」という物を見てもらいたいと思います。これは、人の形をかたどったキャラクタによって情報を表現した物で、駅や空港などの多くの人が集まる場所で用いられています。
下の画像をご覧ください。

pictograms

これらは「ピクトグラム」というインフォグラフィックスです。みなさんも日々の生活の中で目にする機会が多くあるでしょう。 このようなインフォグラフィックスに皆さんも知らない間に触れ、その恩恵を受けているのです。
「百聞は一見にしかず」
このことわざは、このようなインフォグラフィックスの特性を的確に表しているのではないでしょうか。

では、インフォグラフィックスを使う利点を見てみましょう。