このページは2017年1月6日に更新されました。内容が最新ではない場合があります、ご注意ください。

これからについて

こんにちは! 集団的自衛権についてのページの作成をさせていただいたT.H.です。
この度はこのページに足を運んでくださり誠にありがとうございます。

集団的自衛権とは 憲法新解釈について 賛成と反対

私は今回、上の三つの項目について説明しましたが ご理解いただけたでしょうか。

ここからは、作成した私自身の意見を述べさせていただきます。
しかし、これはあくまで私一個人の意見でありますのでどれが正解ということはありません。
あなた自身がどう感じたかが一番大切なことです。

私は集団的自衛権の行使に反対です。

このように考えた理由は三つあります。

  1. 憲法9条は守るべき

    日本国憲法が公布されたのは1946年、施行されたのは1947年です。憲法第9条の発案者については当時の内閣総理大臣であった幣原喜重郎氏という説やGHQのマッカーサー主導で起案されたという説がありますが、どちらにも共通して言えることは発案者が戦争を経験した大人であったということです。戦争を経験したからこそもう二度と同じ過ちを繰り返してほしくないという願いがあり、この憲法第9条を発案したと思うのでそれを戦争を経験していない私たちや政治家といった現代人がとても解釈を変えていいものではないと思います。

  2. テロの標的になるのではないかという不安

    有名なところでいうと2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロ事件や2015年3月18日に起きた バルド国立博物館での銃乱射事件などのテロによる事件が多発しています。言い方としては悪いかもしれませんが、これらの事件は日本国外で発生しているからよかったものの、もし自衛隊がテロリストに武力行使を行ったら日本がテロの標的にされてしまうことは容易に想像ができます。自衛隊が軍隊という枠から外れ、海外派遣が可能になればその可能性は十分にあります。大げさかもしれませんが、これをご覧になっているあなたや、作っている私自身も身を危険にさらすことになるかもしれません。

  3. 徴兵制への不安

    集団的自衛権のページを全部見てもらえていればわかるのですが、集団的自衛権の行使に賛成している意見のほうに「徴兵制の復活という意見はあまりに飛躍した意見である。」と書いてあります。 果たして本当にそうなのでしょうか? 仮に自衛隊に海外派遣の機会が増加するとしましょう。すると、場合によっては戦闘が起こり負傷者が出たり、ひどい場合には殉死してしまうことが出たりします。 そうなってくると、今自衛隊に入隊している人がそれを恐れて辞めてしまったり、あるいは自衛隊を志願する人自体がいなくなってしまったりするといったケースが出てきてしまうかもしれません。 そしていざ戦力が必要になったときに十分な戦力がおらず、どう戦力を確保するかとなったときに徴兵制が出てきてしまうとういことです。

    長々と書きましたがこのような時代の流れになるという可能性は極めて高いものであると私は考えています。こうなれば徴兵制の復活という考えがただの机上の空論としてとるに足らないものであると考えられなくなるはずです。したがって、私は徴兵制の復活は十分にあり得る話だと思います。


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