フランス料理のマナー

食事が始まるまでのマナー

席に着く際まず主客、または女性から座ります。他の人や男性は、それまでイスの左側に立って待つのがマナーなので、特に女性など遠慮してグズグズしないようにしましょう。何よりも、不必要な遠慮はせず素直にふるまうのがマナーの第一歩です。

オードブル、スープ、パンのマナー

正式なディナーは、前菜、つまりオードブルから始まり、スープ、料理‥‥‥と続きます。ここでは、そのような最も正式なコースに例をとって説明します。

魚料理のマナー


魚料理はスープのあとに続くのが正式ですが、気軽なディナーの席なら、その日の主菜に魚料理を選ぼうが、肉料理を選ぼうが、好み次第です。食べ方が難しいと思われがちな魚料理を、ここでは分かりやすく説明します。

肉料理のマナー


肉料理は正式なディナーでは最も重要な料理とされ、牛、豚、とり肉、鹿、野鳥類と種類も豊富です。料理のされ方もいろいろあるので、場合別にも紹介します。

野菜とサラダのマナー

野菜は、魚や肉料理のつけ合わせとして出されるか、または一品料理のサラダとして出されることが多いです。つけ合わせとしての野菜は、その料理を食べる途中で、適当に食べていくようにします。肉や魚と交互に食べてこそお互いの味が引き立てられるのです。

デザートのマナー

料理のコースがすべて終了したら、次はデザートのコース、つまり、甘みのある菓子類、果物、コーヒーが出されます。料理を次々といただいたあとなので、菓子といっても、水分の多い、柔らかなものがデザート用の菓子になります。

フランス料理の歴史

フランス料理のマナーの歴史をたどると、現在とは違っているところもあります。今知られているマナーは長い時間をかけて少しずつ変化しながら定着していったのです。


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