IoTの活用事例 ~医療・ヘルスケアと IoT~

医療やヘルスケアの分野でもIoTのとりくみが始まっています。医療分野では、認可などの問題もあるため、予防や自己体調管理に重点を置いたヘルスケア商品のほうが発展しています。どのような事例があるのか、今後どうなっていくのか?をみていきましょう。

ヘルスケア

体調管理のためのさまざま商品

体重計生活習慣病の予防や、生活を管理するためのさまざまアイテムが商品化されてります。一部の事例をあげます。


・腕につけるだけで睡眠や歩数、消費カロリーを計測できるバンドが発売されています。計測したデータは専用アプリに転送され、カロリーの消費や、歩いたのはどのくらいか、深い睡眠はどのくらいか等をグラフで簡単に確認することができます。


・アメリカでも腕につけるタイプのバンドが大人気です。アクセサリー感覚で身に着けることができます。
 一日の歩数、距離、消費カロリー、アクティブな時間(分)、時間毎のアクティビティおよび静止時間を記録し、運動量が不足しているときは促進通知のメッセージ、達成できたときにはお祝いメッセージが届きます。


・グンゼと日本電気の技術協力により、着るだけで姿勢、消費カロリー(活動量)、心拍などの生体情報を計測でき、肌着として日常的に着用できる衣料型ウェアラブルシステムを開発しました。
これにより、姿勢・ゆがみ・癖など身体の状態がわかるそうです。すごいですね!


このように、時計やアクセサリのように腕につけたり、インナーとして着用したり、身に着けるだけで気軽に健康管理をできる商品がたくさんあります。そんな中でメガネを活用した商品も発売されています。


・メガネのワイヤーに埋め込まれたセンサーで、目の周りの筋肉の動きをセンシングします。この情報をスマホに送ることにより、目が疲れている、眠気がある などを確認することができます。
交通事故の防止になりそうですね。


医療分野

医療医療分野とIoTというと、「遠隔医療」が話題になります。
高齢化が進む中、通院が困難な人も増えています。通院が困難な患者に対して、自宅に医師が訪問診療を行う在宅医療がありますが、対応できる医師の数は限られています。そんな中、スマホやタブレットを使って遠隔で医師の診断やアドバイスを仰ぐことのできるのは、とても素晴らしいことだと思います。そうした医療とIoTの最新事情や今後の課題を見ていきましょう。


オンラインでの遠隔診療を政府が評価

2017年4月14日に開催された、医療・介護分野におけるICT活用を議論した「未来投資会議」で、安倍晋三首相は、対面診療とオンラインでの遠隔診療を組み合わせれば、かかりつけ医による継続的な経過観察を無理なく効果的に受けられるようになるとし、「こうした新しい医療を次の診療報酬改定(2018年度)でしっかり評価する」と表明しました。
※出典 首相官邸> 総理大臣> 総理の一日 > 平成29年4月14日 未来投資会議より
いよいよ、遠隔医療が実際に動き出します。


こうした遠隔医療のサービスの一つに、「ポケットドクター」があります。
ポケットドクターは、ビデオ通話で医師に相談できるスマホのアプリで、いつでも、どこでも医師と繋がることができます。
また、ヘルスケア機器との連携により、「血圧」「血糖値」「体重」「体温」「心拍数」「歩数」「酸素飽和度」の7種類のデータをドクターと共有することができます。
「ポケットドクター」のWebサイトを確認したところ、1回の相談につき何円という決められた料金設定になっていました。
今後はこうしたサービスの健康保険適用などが課題になっていくのではないでしょうか?

考える 私たちの考える医療分野とIoTの今後

意見 着用者が外側から大きなケガ等をしたときに病院に通報する洋服があったら安心だよね。
意見歯磨きをするときに虫歯を見つけたらスマホに知らせてくれるハブラシをつくったら売れると思うな。
意見医療では、前にテレビでも見たけど病気の初期診断はAI(人工知能)が行うようになると思うな。
意見AIが行う初期診断には賛否両論あるみたいだね。そういえば、中国の人工知能ロボットが国家医師資格試験に合格したらしいよ。
意見へー。すごいね。でも私は人間の医師に診てもらいたいな。


・医療分野については、法律や認可の問題もあるのでIoT技術が直接治療をするようになるには、まだ少し時間がかかるであろう。
・「患者の状況をセンサーで感知し莫大なデータを基に解析する」といった医師をサポートする役割で活躍していくのではないだろうか。
・反対にヘルスケア分野では、すでに多くの企業が参入しているように、今度も製品化されるものが急激に増えていくと予想。

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