ヒトには、運命の赤い糸によく似たHLA遺伝子が組み込まれています。
遺伝子とは、子孫に残す情報を記憶したチップのようなものです。
HLA遺伝子は細菌やウィルスに抵抗するための免疫情報です。
ヒトはみんな違ったHEL遺伝子を持っています。
男性、女性のHEL遺伝子が違ければ違うほど、その人たちの間に、免疫力の強い元気な赤ちゃんが生まれます。
ヒトは、本能的に子孫を丈夫にしようとして、脳が、自分とHLA遺伝子が異なったヒトを本能的に選ぶのです。
ここで、HLA遺伝子が違うことなんて、生活上でわからないのでは?と思った人がいるでしょう。
不思議と、ヒトは相手のHLA遺伝子を感知する力を持っているのです。
それを教えてくれるのがフェロモンです。
HLA遺伝子の異なったヒトがいると、フェロモンが動き出し、体で感じるようになります。
たとえば、「いいにおいのする人だなぁ」などという感覚になります。
体で感じたら、その人が運命の赤い糸の相手かもしれません。
本能的に選んでしまうことは、見えない運命の赤い糸に似ていませんか?