研究用の血液

献血血液の検査で不合格になり輸血ができなくなってしまった血液や有効期限が過ぎてしまった血液を有効利用するために、献血血液で研究開発が行われています。

献血の有効性・安全性向上、病気の治療法の開発など、将来多くの人に役立つ研究が行われています。

献血前に献血血液が研究開発に使用される可能性があることを説明し献血者の同意を得てから使用されています。

「疫学研究に関する倫理指針」（平成 19 年文部科学省・厚生労働省告示第１号）等の関連指針の対象となる研究を行う場合、インフォームド・コンセントに係る規定を守らなければなりません。 個人情報の取り扱いについても匿名化をするなどしています。

献血血液の検査の残りの血液を使用して、新型コロナウイルスの抗体検査に使用する測定キットの信頼性を評価する研究を実施しています。

献血をする際に、問診タッチパネル等で研究利用への意思確認を行ってから研究の為に使用しています。

※新型コロナウイルスに感染しているかを検査するPCR検査ではありません。