打ってみよう
私たちも以下のような点字板を使って実際にやってみました。- 点字器は、連結した方を左側にして、用紙の上のふちと点字器の上のふちの間を約5ミリあけて用紙を挟みます。
そのとき、用紙が裏板の四隅にある針に刺さることが大切なので、上からしっかりと押さえます。 - 点筆は、上の平らな部分を人差し指の内側にあて、親指、人差し指、中指の3本で握り、紙に垂直に下ろします。
- 標準的なB5サイズ相当の点字用紙を使用する場合、点字器の最後の行まで書いたら、紙をはずし、紙押さえの下の針で空いた穴を上の針にはめ換えて用紙を挟み、書き続けていきます。
- 点字で新しく文章を書き始める場合、または、文章が一段落して行が改まっている場合は、
2マス開けて3マス目から書き、2行目以後は、1マス目から続きを書きます。 - 続けて書くべき1つの語が行末に入りきらない場合は、その1語全体を次の行に書きます。
途中で切って2行にまたがらせることはしません。
したがって、点字では必ずしも行の最後のマスまで文字を書くとは限りません。
言葉の切れ目、すなわち、マスを開けるところで、その行を終わり、次の行へと進みます。
そのため、行末にいくつかのマスの無駄な空白ができることになります。
出来あがりはこんな感じです。
注意
右側から打つ。でないと、読むときに文章がおかしくなります。
下の写真は凹んでいる方(打った側)からみ見たものです。
感想
私たちが作ったホームページを利用して打ってみました。
はじめて点字を打って、最初はなれなくて、難しく感じたけれど、50音書きのページをみながらすると、ほんの少しなれてきました。50音書きのページがあるとすごく便利でした。
実際に打ったあと、目をつぶって点字を手で触ってみましたが、まったく分かりませんでした。
それだけ、私たちは目から情報をえているということがよく分かりました。