ウラシマ効果によるタイムトラベル
「ウラシマ効果」というのは、基本事項の特殊相対性理論で説明した1秒のズレを何秒も何秒も繰り返すことで観測者二人の時間の差を大きくしていくことです
それが「ウラシマ効果」を利用したタイムトラベルです
時間のズレは移動している観測者の速度が光に近ければ近いほど大きくなるため、効率よく時間移動するにはできるだけ光に近い速度で移動しなければなりません
たとえば光速度の99%の速さを持つ宇宙船で10年間、宇宙を飛びつづけたとします
すると、宇宙船の中の時間と地球の時間に差が生じます
そのため10年間飛び続けた宇宙飛行士は、出発したときから70年後の地球に戻ってくることができるのです
これが「ウラシマ効果」と呼ばれる未来へのタイムトラベルです