宇宙膨張説

皆さんは、宇宙膨張説というものを聞いたことがありますか

宇宙は、私たちが生きている今も常に膨張を続けている、という説です

この説は20世紀前半に銀河を観測した結果発見されたもので、かのアインシュタインの一般相対性理論によっても示されています

そして、この説が間違ったものではないとすると、タイムトラベルをする際に大きな障害ができてしまいます

もしも宇宙膨張説が正しかったら

仮に、今あなたがいる場所から100年後の未来へ行ったとします

あなたがタイムトラベルを終えてタイムマシンを出たときには、100年後のその場所へ到着すると思うかもしれませんが、実際にはそうならない可能性が高いのです

宇宙がその100年間も膨張を続けているため、100年間同じ場所にとどまっていたあなたのタイムマシンは遥か宇宙の彼方(実際には、今あなたがいる場所が遥か彼方へ行ってしまっているのですが)にいることになってしまうのです


(「出」は出発地点)

そのため、タイムトラベルをする際には、宇宙の膨張率からタイムマシンがタイムトラベルを終えるときにたどり着くであろう場所を計算し、時間移動と共にそこへの空間移動もしなければならない、ということです

このことも、タイムトラベルを難しくするひとつの要素であるといえます

 

 

 

 

Theory

未来へ
・ウラシマ効果
・中性子星理論

過去へ
・ワームホール理論
・ワームホールとは
・ワームホールを使ったタイムトラベル
・宇宙ひも理論
・宇宙ひもとは
・宇宙ひもを使ったタイムトラベル

・技術的問題点
 ・宇宙膨張説