初詣:境内や門前町はもちろん、遠く離れた場所まで、参拝者の波が続く新春の初詣。正月の三が日には、約200万人もの参拝者が1年の祈願や学業成就の祈願に訪れます。毎年、飛梅だけは、数輪が花を開き人々を歓迎するといわれています。
鬼すべ:天満宮の六町が、鬼、鬼警固、すべ手にわかれて行われる追儺祭。その年の無事を祈るための豪壮な新春の火まつり。 うそ替え:「かえましょ、かえましょ」と言い合って木鷽(きうそ)を替え合う。一年間についたうそを天神様の誠に替え、難を逃れるといわれています。
節分厄よけ大祭:一般に、数え年で男性の25・42・61才、女性の19・33・37・61才を大厄、その前後を前厄・後厄といい、慎むべき年といわれています。 これらの歳は、社会的にも身体的にも人生において最も大切な時期であり、神社に参拝し厄祓を致します。
飛梅講社大祭:江戸時代には陸海の交通が発達し、各地への旅行が容易となった。特に社寺参詣が盛んになり、その為に参詣講の組織が作られた。頼母子講式に旅費を積み立てて、講の代表を順番に送り出す形式が多かった。全国には、古くより白梅講、青梅講、紅梅講などの「天神講」が存在し、多くの人々が天神様を慕いさいふ参りを行っていた。安楽寺天満宮では、明治17年太宰府天満宮の宮司がこれらの天神講をひとつにまとめ神木「飛梅」にあやかって「飛梅講社」と名づけ現在にいたっている。
曲水の宴:曲水の庭で行われる古式ゆかしい祭りです。天満宮では、958年に大宰大弐(だざいのだいに)・小野好古(おのよしふる)が始めたと言い伝えられています。