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●卯月 4月 |
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厄晴れひょうたん焼納祭(やくばれひょうたんしょうのうさい) |
4月1日 |
厄晴れひょうたん焼納祭:厄除祈願、除災招福を祈られて昨年奉納されたひょうたん約10,000個を特別祭場にて、厄晴れ・諸願成就を祈念し、忌火にて焼納する神事です。 |
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学業祈願大祭:太宰府天満宮において斎行される祭典のひとつ。毎年4月3日に斎行される。至誠の神・学問の神として崇敬され、天神さまと親しまれている。その「まこと心」によって、人々の健全な育成と勧学を願い、日ごろより勉学に勤しんでいる方々の学業のさらなる上達を祈念して執行される。
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厄よけ祈願大祭:厄には木のふしの意味があり、厄年とは、人の世で生きとし生ける者が避けて通ることのできない人生儀礼です。数え年で男は25才・42才・61才、女は19才・33才・37才・61才が特に大厄と呼ばれ、古くより慎むべき年とされています。
これらの歳は、社会的にも身体的にも、人生という旅で、大きな山を乗り越える最も大切な時期です。
地元太宰府また近郊では、44才を厄年として御祈願を受ける風習が今でも続いています。
皆様方の厄除祈願大祭を執り行います。 |
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更衣祭:天神さまがお召しになっている冬の御衣(白羽二重の袷)を夏の御衣(白羽二重の単衣)へお取り替えするお祭で、「ころもかえのまつり」、「こういさい」と称しています。
潔斎した婦人によって仕立てられた御衣は、蔓(つる)で編んだ柳の行李(こうり)に入れられ、浄衣に身を包んだ神官の手から手へと渡され次第に御内陣へと進みます。菅公の血をひく宮司へ手渡されると、宮司はただ一人御本殿の御内陣へ参入し菅原道真の公御墓所真上にある御霊代(みたましろ)に真新しい御衣をおかけします。 |
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●皐月 5月 |
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楠の若葉 |
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楠の若葉: 「くすの木千年 さらに今年の若葉なり」
荻原井泉水
風薫る季節、天神の杜には青々とした新芽が風に揺られ、生命の甦りと新しい命の誕生を感じさせます。この季節樟は朱色に染まった古い葉をすべて落とし、代わって新しい葉を広げ自然の水の恵みを存分に受けてまた次の一年間を越していきます。
千年以上の時を生きてきた老樟は今年もまた元気な新芽をたくさん芽吹かせています。
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斎田播種祭:神前に供える神聖な米や神酒とするための稲を収穫する田を斎田という。太宰府天満宮でも、日々のお供えやいろいろな祭事に捧げるお米は、天満宮所有の斎田米を用いている。
この米つくりの安全祈願祭を斎行して、種籾より苗へと育て始める祭りのことです。
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子供の日祭り: 国民の祝日の一つ。日本では、男児のための端午の節供(5月5日)、女児のためのひな祭り(3月3日)が古くから行われていたが、昭和23年7月20日、国民の祝日に関する法律により、子供の人格を重んじ、子供の幸福をはかる趣旨で、5月5日を「こどもの日」と制定された。この日は世界のこどもの日でもある。
太宰府天満宮では、子供の無病息災と、心身の健全な成長を願って「こどもの日祭」が斎行される。
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●水無月 6月 |
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花菖蒲見ごろ |
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花菖蒲見ごろ:菖蒲池には、約40種3万本の花菖蒲が開花します。夜間照明に浮かび上がる姿は、日中とは趣が変わります。
「紫は水に映らず花菖蒲」 高浜年尾(高浜虚子の長男)
この花菖蒲の句碑は、自らの書によって刻まれ菖蒲池のなかに建てられています。
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斎田御田植祭:播種祭(種蒔神事5月1日)より大事に育ててきた苗を斎田に植えるお祭りです。斎田横に設けられた祭場にて神事が行われた後、8人の巫女による「早乙女の舞」が奉納され、宮司の初植えの後、もんぺに菅笠姿の巫女や氏子の方々の奉仕によって、昔ながらの手法にて田植えが行われます。
皆様方もご覧になれます。
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大祓式・古神札焼納祭(おおはらえしき・こしんさつしょうのうさい) |
6月30日 |
大祓式・古神札焼納祭:大祓式(おおはらえしき)は、6月30日の夏越の大祓と12月31日の年越の大祓の年2回執り行われます。
夏越の大祓は、1年の前半を終わり、いよいよ後半の6ヶ月を迎えるに当たって前半の生活の罪穢(つみけがれ)を祓い清めて1年間の後半の生活を新たな気持ちをもって迎えようとするものです。
世の中のあらゆるものは、すべて神様がお生みになったものであり、この祖神の心を心として生きていくことが神道の教えです。
祖神の心、即ち清き・明(あか)き・正しき・直き・むつまじい心に立ち返り新たな気持ちで、これからの半年をより良く生活していくための神事です。
おみえになられた皆様も、このお祓を受けることができます。
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