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【眠る時間帯について】

「昨日、11時間も寝たよ」

 など、「睡眠時間」について話すことがあります。しかし、眠った時間より、眠る時間帯と規則正しさが重要なのです。

 夜12時に寝た場合と、夜1時に寝た場合に睡眠の質がずいぶん変わります。これは、人間の生体リズムは太陽の光の周期と切り離せないからだそうです。

 このことから、より良い睡眠を得るには、「規則正しい時間帯」に寝ることが重要になります。

 

【身長と睡眠の関係】

 睡眠の時間帯によって身長の伸びは変わってるのでしょうか?
例えば、夜の12時から7時に寝る場合と、夜の3時から10時まで寝る場合では、「成長ホルモン」の分泌量が違ってくるようです。この場合は、前者のほうが分泌量が多くなります。

 そして、この成長ホルモンの分泌量が身長の伸びと密接に関わってくるのです。成長ホルモンが分泌されるピークの基準は夜の2時くらいです。 なので、深夜遅くまで起きていると、この成長ホルモンが分泌されずに、結果的に身長が伸びにくくなってくるのです。

 

【人間に必要な睡眠時間】

 たとえば、 『小型の齧歯類では15時間 - 18時間、ネコでは12 - 13時間、イヌでは10時間、ゾウでは3 - 4時間、キリンではわずか30分 - 1時間』 です。では、人間の必要な睡眠時間はどれぐらいでしょうか。

 人間の必要な睡眠時間は7 - 8時間と言われています。 なぜ、他の動物と人間に差があるかと言うと、体の大きさに依存して必要な睡眠時間が変わるからです。 『大型動物ほど代謝率が低く、脳細胞の傷害を修復する必要が少なくなることから、睡眠時間は短くなると考えられています。』なので、中型ほどの人間の必要な睡眠時間は、7 - 8時間になるのです。