いろいろな材料
建物は材料によって様々な特徴があります。
ここではそんな建物に使われる材料について説明しています。
セメント
セメントとは、一般的には、水や液剤などにより水和や重合し硬化する粉体を指す。
木材
主に、住宅などで多く用いられる構造部材の一つしてあげられる。また、紙を生成するために必要な原材料でもある。
レンガ
煉瓦(れんが)は、粘土や頁岩、泥を型に入れ、窯で焼き固めて、あるいは圧縮して作られる建築材
料。
通常は赤茶色で直方体をしている。
焼成レンガは、土の中に入っている鉄分の影響により赤褐色となる。
耐火レンガは炉材にも使われる。
煉瓦建築の技術は、日本では近代化とともに導入されたが、構造材として用いる場合は地震に弱いという難点があり、関東大震災では多くの被害を出したことか
ら、煉瓦建築は小規模な建物を除いて激減した。
ただし、建材には煉瓦風のタイルも様々な種類が存在し仕上げ材としては現在でも多く用いられる。
これは洋風の雰囲気を出すため、木造や鉄筋コンクリート造の表面に張り付けるものである。
鉄筋コンクリート
鉄筋コンクリートは、引張りに弱いコンクリートを補強するために鉄筋を配したコンクリートである。 鉄筋は引張りが作用しても引き抜けないように、両端をアルファベットのJの形状に曲げたフックにすることや、節(リブ)のある異形鉄筋が用いられる。