宇宙太陽光発電とは？
宇宙空間に太陽光を集めるための大規模な装置を設置し、太陽光のエネルギーをマイクロ波やレーザー光線に変換して地球に伝送することにより、電力を作り出すシステムのことです。地球上の10倍太陽光エネルギーを使うことができます。
1968年にアメリカの博士ピーター・グレイザーによってはじめて提唱されました。
1990年代にはいると日本が積極的に研究を始めて、後半にはアメリカも活発に研究をし始めました。
2025年までに実用化されるかもしれないとまでいわれるこの技術ですが、
地球環境にやさしい、安定した電力供給、優れた安全性など、様々なメリットがあります。
宇宙太陽光発電の仕組み
上でも述べたとおり、まずは大規模な集光装置を宇宙空間に設置します。また地上には変換されて伝送されてきたマイクロ波やレーザー光線を受信するための受信アンテナを建てる必要があります。
そのあとは集光装置で集めた太陽光エネルギーをマイクロ波やレーザー光線に変換し、
地上の受信アンテナに向けて送信。
受信アンテナで受け取った電力を変電、送電する仕組みです。
