海外から見たおもてなし <悪い点>
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日本人のおもてなしは海外から高く評価されています。
そこで海外に赴任されていた方、外国人に質問をしました。
そこで、ここでは日本でのおもてなしの残念な事例を挙げていきたいと思います。
外国人にとって日本における「おもてなし」の不満な点としてあげられるのは外国語のサービスがまだまだ普及されていない点や、小さいお店などでクレジットカードが使えない点や、説明が不足している点などがあります。
- 外国語のサービスが不十分な点
地下鉄やビル街などの複雑な構造になっている場所において、目的の場所にたどり着けず、近くの人に道を尋ねても英語が話せる人が少ないために予定の時間に遅れるなどの経験をした外国人は少なくないでしょう。また、飲食店などにおいて英語表記のメニュー表がなく、そのメニューがどのようなものかが分らなかったり、ホテルにおいてはテレビに英語チャンネルがなく、不満な思いをした人も多いと思います。
- クレジットカードが使える店が少ない点
日本には現金払いの店が多かったり、様々な種類のクレジットカードに対応している店が少ないことがあります。それに加え、手持ちのキャッシュカードで現金を下ろせるところが少なかったりと決算手段を巡る不満は多いでしょう。また、友達の外国人に聞いた話だが、店に貼られているクレジットカードのシールに気づくまではカードでの支払いはできないと思い込んでいた、などということもあるそうです。
- 説明が不足している点
日本人には当たり前であることも外国人にとっては初めてなことばかりで分からないことも多いでしょう。しかし、日本の店員は気にするそぶりを見せず、マニュアル道理に接するという事が多いそうです。
- 無料Wi-Fiの整備が遅れている点
諸外国ではフリーWi-Fi環境は当たり前です。アメリカでは飲食店以外にも公園、交通機関、ホテルなどさまざまな場所で無料のWi-Fiを利用することができます。
アメリカでWi-Fiが普及した背景には移民者など、携帯キャリアとの契約ができずプリペイド携帯を使っている人がたくさんいるというのがあります。契約なしで使える公衆Wi-Fiは、そうした層からの気軽にネット接続したいという需要に応え、増えていきました。
また、日本の WiFi インターネットアクセスが有料なのは、個人の情報漏えいの対策費がかさみ設置コストが高くなってしまっているからです。
- 日本人は積極的でない
日本人の特長としてなかなか積極的でないことが挙げられます。
ボランティア活動などが少なく、なかなかボランティア精神が根付いていません。
なので、今回質問したご家族によると ホームステイなどを日本でしたくても受け入れるところが少なく困っているそうです。