鉱石とは？

鉱物は、地球表面の地殻を構成する最も小さな単位の物質で
各種の鉱物が集まってできた物を「岩石」といいます。

鉱物の多くは、自然界にあるいくつかの元素(原子)、あるいは金、銀など一つの元素からなる無機物ですが、有機物からできている事もあります。

また、一つの元素からなる鉱物の事を元素鉱物と呼びます。
ほとんどの鉱物は、原子が規則正しく並んだ結晶を形作っている固体ですが
水銀の様に液体となっているものもあります。

鉱物の種類は化学組成、原子配列によって分類され、組成式は同じでも結晶構造によって鉱物の名前が異なることがあります。

それぞれの鉱物は、色、光沢、結晶系、硬度、比重、条痕色、劈開など特有の性質を持っているため、それらが種類を見分ける目安とされています。

鉱物は主に化学組成に従って分類され
元素鉱物、水酸化鉱物、炭酸塩鉱物、硝酸塩鉱物、珪酸塩鉱物、硫化鉱物、酸化鉱物、ハロゲン化鉱物、砒酸塩鉱物、燐酸塩鉱物、バナジン酸塩鉱物、硫酸塩鉱物、クロム酸塩鉱物、タングステン酸塩鉱物、モリブデン酸塩鉱物と多岐にわたります。