日本にある法律などの決まりの中で最も優先させるものです。そのため最高法規と呼ばれています。
これにより、他の法律はこの日本国憲法に背くことがないよう作られています。
この、日本国憲法は誕生してから一度も改正されたことがありません。
日本国憲法には3つの原則があります。これは、日本国憲法を作るときに基本としたものです。
国民主権 平和主義 基本的人権の尊重があります。
その他には国民の三大義務というのがあります。これは、国民が国にしなければいけないと定めたものです。
納税 労働 義務教育を受けさせるがあります。なお、労働以外は違反した場合、原則的に罰則があります。
これは、国民が政治を行うという意味です。そのため日本では、国民に選ばれた代表者が国会で話し合い、
政治をすることで、国民の声が政治に反映されるようになっています。
日本は太平洋戦争などで沢山の命を失ってしまいました。
その反省から、「二度と戦争をしない」「軍隊を持たない」と憲法9条で述べられています。
基本的人権とは人が生まれながらにして持っている人としての権利です。
平等 自由 社会 参政 請求権が認められています。
これらのものは、最大限尊重しなければいけないとされ、憲法では「侵す事のできない永久の権利」とされています。
日本国憲法は日本で2番目に作られた憲法で、その前には大日本帝国憲法がありました。
公布とは
成立済みの新しい法令をすべての一般人が知ることができるような状態にすること。
施行とは
法令が効力を持ち、実施できるようにすること。法令は公布の日から数えて、20日間経過したときに施行されるのが原則であるが、最近では施行される法令のなかで施行のタイミングを定めることが多く、公布の日から施行されることもある。
大日本帝国憲法から日本国憲法へ変わるときに、様々な変更がありました。下の表では、その一部を紹介しています。