改正への動きがある条項は自民党が発表した「日本国憲法改正草案」によると、全体で11章、110カ条あります。
草案によると第2章 安全保障(第9条)で改正される点は
国の交戦権は、これを認めない。 引用-日本国憲法第9条と表記されていますが、それを改正草案では
前項の規定は、自衛権の発動を防げるものではない。 引用-日本国憲法改正草案と表記されています。
これは自衛権の保持を明確化するためです。
前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。 引用-日本国憲法第9条という表記を削除し、新たに
内閣総理大臣を最高指揮官とする国防軍を保持する。と表記されています。
(中略)
国防軍の機密に関する罪を犯した場合の裁判を行うため、法律の定めるところにより、
国防軍に審判所を置く。 引用-日本国憲法改正草案
これは自衛隊を国防軍に変更するとともに、
組織内での犯罪に対する裁判を国防軍内で行えるようにすると定めたものです。
裁判を国防軍内で行うのは、機密保護などのためです。
国は、主権と独立を守るため、国民と協力して、領土、領海及び領空を保全し、と表記されています。
その資源を確保しなければならない。 引用-日本国憲法改正草案
これは有事の際、国と国民が協力 して事態に対処するように定めたものです。