日中共同声明とは
前文と9項目の本文で構成されていて、両国国民の願い、戦争への反省、国交の正常化、中国政府が一つしかないことを認める、台湾が中国の一部であることを認める、外交関係の樹立、戦争賠償の放棄、平和五原則と国連憲章の原則の確認、覇権主義に対する反対、平和友好条約の締結のための交渉の合意、貿易・海運・航空・漁業などの協定の締結のための交渉の合意について記されています。
日中平和友好条約とは
前文と5項目の本文で構成されていて、日中共同声明を基本的に受け継いだものとなっている。第1条で主権・領土の相互尊重、相互不可侵、相互内政不干渉、第2条で反覇権、第3条で両国の経済的、文化的関係の発展のための努力、第4条でこの条約の第三国との関係について記されています。
靖国神社公式参拝の問題とは
太平洋戦争などの戦死者を祀っている、靖国神社に政治家などが公式参拝することは戦争を肯定化している行為だと中国や韓国が反発している問題です。
調印とは
条約や協定などの内容が確定した場合、それに関係する当事国の代表者がその公文書に署名すること。
日本には、毎年たくさんの中国人観光客が訪れていて、「
記憶に新しい2010年の反日デモは、尖閣諸島沖で海上保安庁の巡視船と中国漁船が衝突したことが理由で起こりました。デモの内容は日系百貨店などへの破壊活動、日本製品不買運動、日本車が破壊されることなどがありました。これに対抗し、日本国内では右翼派の人たちによる反中デモが行われるようになり、両国の仲は悪くなりました。
では、なぜこれほどまでに仲が悪くなってしまったのでしょうか。
先の調査によると、主に下記の理由が挙がります。(上から多い順)
ここまで、悪い点ばかりが目立ってきた両国関係ですが、中国の長い歴史や日本人の勤勉な姿勢など、互いを尊敬している点もいくつかあります。また、両国の先の回答者の7割が関係の向上の必要性を感じているそうです。
これは、両国の関係は