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春日神社


春日神社

場所 香川県高松市春日町宮ノ原七三六番地
祭神 天児屋根神←春日の氏神として祀られている
天保二年の造営。
昭和五十五年二月に改築工事が着手され同年九月に完成する。

春日町の守り神として、家内安全・平和など、生活のためのお祈りをし、子供の成長や七五三のお祝いなどをする。
境内にはほかにも若宮神社や寶田神社、地神社などと呼ばれているものがある。
八月の第一週目の日曜日には夏祭りが十月の第一週目の土曜・日曜日には秋祭りがある。

・夏祭り
本殿にてお払いなどが行われる。
神社の境内では食べ物やゲームなどの出店が地域の人たちによって出される。

・秋祭り
本殿にてお払いをし、巫女さんが舞を舞ってお祈りをする。
昼は春日神社から正装をした人と神輿二体と獅子四体がお練りをする。
夜は獅子が社を三回まわり、獅子の頭のお払いをして四体の番号を決める。そして四体の番号を決めて右から並んで、神社の前で一斉に回る。

抜粋

2枚目の寄贈記念碑より一部抜粋

「高松市春日町壱七六番地 弐町
四反弐畝七歩新川尻物干場の復元工事完成記念として杉苗木百本を請負者より寄贈されたのでこれを春日神社境内に植樹しここに記念碑を建立する
追加として六十五本を植樹す」


3枚目より全文抜粋

「当春日神社は今の地海岸松原に氏神社として社殿を建造し約壱阡有余年を経る従来の社殿は天保二年の造営で老朽がひどく氏子等の発願により昭和五十五年二月その改築工事が着手され同時に御宝庫宝田社の改築周囲の塀及び境内の改築を行い同年九月に完成した。
総工事費は九千八百萬円を要しその全てを春日地区氏子の寄進によった。

昭和五十五年九月吉日」


境内由緒書より一部抜粋

「当春日神社の御祭神は、天児屋根命であり、御神体には昔から伝承する室銃姫の御鏡が、秘蔵されている。
「記紀」によれば、天児屋根命は、天孫降臨に随伴する神で祭祀を司るといわれている。天児屋根命の子孫である中臣宮處連静子臣命は「宮處里は汝の遠き祖先、天児屋根命が誉の愛でし地である」という応神天皇の詔により讃岐国県主に任命さてこの地に移り住んだ。
以後中臣宮處氏は、その職を世襲し、天児屋根命を祀り栄え、中臣宮處朝臣は、昔新誉祭をしたと伝えられる海岸の松原に、社殿を造営し氏神大明神とした。
弥生時代より定着した我等の先祖は、あすか川(春日川)久米川(新川)流域に分かれて農耕に励み繁栄してきた。
その後、中臣宮處本家邦長家の許しを得て、里子とに社を建て天児屋根大神を分祀した。
これらは、旧山田郡、三木群に十社現存する。
室町、戦国、江戸、明治の世を春日の氏子は大神を尊信し、広い松原をもつ春日神社を維持してきた。
このたび我等氏子は、先祖が守ってきた由緒ある春日神社の本殿等の改築、境内の改修を行い、子々孫々にこの志を伝えるべく碑を建て記念とする。

昭和五十五年九月吉日
春日神社氏子」