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しめ縄の材料は何ですか? |
主に藁(わら)です。その他にも紙、セロハン、木札、だいだい(みかん)などです。 |
いろいろな大きさや形のしめ縄がありますが、この違いは何ですか? |
形や色、縄の作り方、飾る場所によって違うのです。 |
しめ縄を飾る場所で特殊なところはありますか? |
家の形をはじめ、中に飾る物、外に飾る物、車に飾る物もあります。 |
しめ縄を製作するときに、特に気をつけていることはありますか? |
神聖な物なので、きれいな体と心で皆様の幸せを願って製作しています。 |
1年あたり、どのくらいしめ縄を製作していますか? |
種類によっては作らない物もありますが、約二万五千~三万弱です。 |
しめ縄には木の札が飾ってありますが、それはどういう意味がありますか? |
札は守り札といって、家につけたらその家を守るという意味があります。 |
しめ縄の札に書いてある「笑門」とか「蘇民将来子孫の家」「大福神」などの言葉にはどういう意味がありますか。 |
「笑門」には笑う門(かど)には福来たるで、「蘇民将来子孫の家」は水害や疫病にかからないという意味を持っています。そのほかにも交通安全を祈る物もありますよ。 |
しめ縄は私たちの町の特産品の一つです。伝統がある物なのでこの伝統を絶ってしまうわけにはいきません。しかし現在、少子高齢化のこともあり、しめ縄産業の後継者が年々数
を減らしていっています。しめ縄はそんなに簡単に作れるものではありません。山での材料集めから始まり、木工所の人や作業する人たちの作る気持ちが、たくさんこのしめ縄に込められています。お金を稼ぐだけではありません。作る人の手があってからこそのしめ縄です。その意味でもしめ縄作りの伝統は守っていかなくてはなりません。しめ縄だけではありません。すべての物を、作る人のことを考えて大切に使うようにしてください。 |
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