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インフレ・デフレとは

インフレ

インフレーション、略してインフレとは、物価が徐々に上がる状態のことです。同じ量のお金に対して、平常時に比べインフレ時は安いものしか買えない(例1)ので、お金の価値は下がっているといえます。

(例1) 去年、100万円だった車が、今年は200万円になりました。これが「インフレ」という状態です。ではこの時、手元に200万円があったとします。すると、去年なら2台買えたものが、今年は1台しか買えないことになってしまいます。200万円が車2台分の価値から1台分の価値に下がったということです。

ハイパーインフレ

上記のインフレが過剰に起きてしまい、物価上昇率が異常値を示す現象のことです。有名なものに、第一次世界大戦後のドイツにおけるものや、近代のジンバブエにおけるものなどがあります。

デフレ

デフレーション、略してデフレとは、インフレの逆で、物価が徐々に下がる状態のことです。同じ量のお金に対して、平常時に比べデフレ時は高いものが買える(例2)ので、お金の価値は上がっているといえます。

(例2) 去年、200万円だった車が、今年は100万円になりました。これが「デフレ」という状態です。ではこの時、手元に200万円があったとします。すると、去年なら1台しか買えなかったものが、今年は二台も変えることになります。200万円が車1台分の価値から2台分の価値に上がったということです。

デフレスパイラル

上記のデフレによって引き起こされる現象です。図のように、物価下落→企業収益下落→個人の給与減少→個人の消費抑制→商品の売れ残り→物価下落…という負のスパイラル のことです。

まとめ

インフレーションは物価が徐々に上がる状態のこと
インフレが過剰な状態のことをハイパーインフレという
デフレーションは物価が徐々に下がる状態のこと
デフレによって引き起こされる負の循環をデフレスパイラルという

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