三角形と比
三角形の一辺に平行な直線をひいた時にできる線分の比
について考えていこう。
辺AB
を
4等分
するように
点D、E、F
をおいてある。
直線は
3点
から
辺BC
に平行になるようひいてあるよ。
AD:DE:EF:FB=1:1:1:1
となっている。
このとき、
AG:GH:HI:IC=1:1:1:1
となっているんだ。
平行線によって比が移ったと覚えてもいいよ。
これから何故比が同じなのか三角形の相
似を利用して証明をしていこう。
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まとめ!三角形と比の定理
△ABC
において、
点D、E
をそれぞれ
辺AB、AC
上、また
はその延長上の点とするとき次のことがいえる。
@DE//BCならばAD:AB=AE:AC=DE:BC
ADE//BCならばAD:DB=AE:EC
この定理は下図のような場合も成り立つ!!
<例題>
三角形と比の定理を利用してxとyの値を求めよう
x
を求めよう。
DE//BCより
AD:AB
=
DE:BC
10:14
=
6:x
10x
=
4×6
10x
=
24
x
=
x
=
y
を求めよう
△ADE∽△ABC
に注目しよう!
それぞれの辺の比は等しいから
AD:AB
=
DE:BC
10:14
=
y:6
14y
=
10×6
14y
=
60
y
=
y
=
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