♪お・さ・ら・いをしましょう♪No.3
●納豆の体にいい成分
●納豆菌の力
●ネバネバの秘密
●においの正体
●納豆の体にいい成分
- O-157をおさえる
抗生物質に強い<病原性大腸菌O-157>。これに対して、納豆菌は、腸の有害な菌をおさえる力があり、体の中に2000個のO-157が入っても、納豆の糸1gを食べれば、O-157は全滅してしまいます。
- 血栓症を防ぐ
血が固まって血栓となり、血管につまって、最悪な場合は死んでしまうという病気<血栓症>。納豆に含まれるナットウキナーゼという酵素は、血栓を溶かす力がとても強いので、血栓症を予防するには、納豆を、それも夜食べるといいのです。
- じょうぶな骨を作る
骨がすかすかになる病気<骨粗しょう症>を防ぐのに、納豆は欠かせません。納豆には、骨に必要なビタミンK2が多く含まれており、このビタミンK2はカルシウムの吸収を助ける働きを持っています。
- 便秘や肥満を防ぐ
納豆菌には、消化活動を活発にする酵素が多く含まれています。これらは、食物繊維といっしょになって、便秘を治します。また、健康な腸を作る<ビフィズス菌>の活動を助ける働きもしています。
- 血糖値を下げる
納豆は、糖の取りすぎによる糖尿病を治します。なぜなら、血糖値を下げる働きのあるビタミンB2が多く含まれているのです。また、糖尿病治療に欠かせない食物繊維も、ごぼう並みに入っています。
- 脳を活発にし、記憶力を良くする
納豆には、細胞を活発にさせるレシチンという物質が含まれています。またこの物質は、記憶力を良くする働きをもっています。直接、頭を良くするのではありませんが、結果的には、良くなるということにつながると思います。
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●納豆菌の力
納豆菌は、明治38年に沢村真農学博士によって発見されました。納豆菌の大きさは、長さ2.23ミクロン、幅1ミクロンで、もともと稲わらにつく雑菌の一種です。納豆菌は、100度の熱湯でも生き延びるほど生命力が強く、腸の中で、1週間も生きているといいます。
●ネバネバの秘密
納豆菌は、タンパク質をえさとして増えます。そして、このタンパク質は、グルタミン酸に変化されます。このグルタミン酸が粘りを出すもので、フラクタリンという物質は、粘りの安定に役立つとされています。
そして、このネバネバの成分はムチンの仲間です。ムチンは、保水力が高く、納豆に一番多く含まれています。人は年をとると、細胞の水分が減り、しわが増えますが、納豆を食べればネバネバが、お肌を若く保つことができるのです。
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●においの正体
納豆は、発酵食品です。細菌の発酵作用によって、生じるにおいを〈不精香〉といいます。納豆の場合の、あの独特なにおいは、酸類と、含窒化合物であるピラジン類が大切な役割をしていると思われています。においの成分は、あまりわかっていません。食べ物を発酵させることによって、新たなおいしさと栄養が生まれてきます。
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